皆さま、遅ればせながら、新年おめでとうございます!今年も「住んでみた日本の最北」をよろしくお願い申し上げます!

さて、今回の年末年始は稚内で過ごしましたところ、日本最北端の宗谷岬での2018年12月31日から2019年1月1日のカウントダウンに行ってみました。
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以前テレビのドキュメンタリーで、ここに全国から人が集まり、年越しをするというのを見ました。よって、初めて稚内で年末年始を過ごすこととなったところ、ぜひ見に行ってみたかったのです。以下の動画にまとめました。


午後10時30分ごろに現地に到着しましたところ、すでに路肩にも車が駐車している状態でした!駐車場には、まさに全国各地からの車やバイクが駐車していました。動画にもありますように、まさに九州から来ている方もいました。

当日、風速が10メートルあり、体感的にもかなりの強風で、本当に寒い体感でした。20分ほど外にいると耐えられなくなり、車に戻って暖を取りました。車で来ている方は、同じことができたのでしょうが、バイクで来ている方々は、どうやって暖を取っていたのか……

前述のドキュメンタリーでは、宗谷岬バス停待合室の中で「豚汁(のようなもの)」を振舞っているシーンがありましたが、今回はありませんでした(別に食べかかったわけではありません)。中では「出来上がった」人々が話し込んでいました。なお、その話の内容が記憶に残っていますので、ご紹介します。

〇僕は養護学校の教員をやっているのだけど、世の中には障害者もいれば、外国人もいるし、多様性があるんだよ。だから道路における多様性も認めなければならないんだよ。歩行者もいれば、自転車もいれば、バイクもいる。道民がこの時期の自転車やバイクを煙たがるのは理解できないよ。

といった趣旨のご発言でした。おそらくはバイクで宗谷岬にやってきたところ、途中の道路で、車に煽られることもあり、また、雪道の中、走りにくいということもあったのでしょう。最近流行りの「多様性」を道路に適用した論理展開には、なかなかに感心致した次第でございます。

ただ、車を運転している側からすると、そもそも冬道は除雪で雪が道路脇に押しやられ、道幅が狭くなるところ、バイクや自転車を追い抜く時には細心の注意が必要になります。しかも、やりたくてやっているわけではないのですが、道路に雪が積もっていると、通過した際に雪煙が立ちます。おそらく雪煙にも難渋したのでしょう。

実際に年末、106号線を走行している自転車を見て、びっくりしました。特に稚咲内からこうほねの家までは人家は全くなく、防雪柵もありません。吹雪くと(実際に頻繁に吹雪くのですが)、強烈な風と雪が体を打ち付けることになります。よって、冬場の自転車やバイクでの106号線の通行はお勧めしません。なお、106号線の吹雪の中の走行は以下をご覧ください。


もちろん法律上、冬場に自転車やバイクの通行が禁止されているわけでも何でもありませんが、いわば、冬場の登山の備えのようなもので、最悪の事態を想定されたほうがいいかと思います。決して警察や消防が出動するといった事態を招かないだけの見識や備えは持っていただいた方がよろしいかと。

さて、実際のカウントダウンでは、動画にもありますように、直前になると多数の人々が最北端の碑に集まりました。ゼロ!となったところで、誰が用意したのか、花火も打ち上げられました。印象ですが、確かに人は多かったものの、そもそも寒かったためもあって、そんなに盛り上がったという感じはしませんでした。

ただ、こうやって本来観光客の少ない冬場の稚内に多数の方々が全国から来ていただけるのは、「三分の一稚内市民」としても大変ありがたいことです。筆者が今年のカウントダウンに行くかどうかは分かりませんが、皆様におかれましては、お気をつけてお越しください。