ハ○スのシチューのCMで、真冬の北海道が出てきながらも「北海道はあったかい」と述べるものがあります。
逆説的な効果を狙っていると思われますが、半分以上本当です。屋内は非常にあったかいのです。

稚内の拙宅でもそうですが、このような実に強力な灯油ストーブがあり、これさえつけていれば、非常にあったかいです。しかも部屋全体が暖かくなります。一度暖かくなると、あとは火力を最弱にしても温度が維持できます(ただし冷え込むとやはり気温が下がりますので少し火力を上げる必要があります)。また煙突から排気が出される構造になっており、部屋の空気がよどむこともありません。
またストーブの上にやかんも置けますので、お湯も確保できます。

この灯油ストーブですが、いちいちストーブに灯油を補給する必要はなく、屋外の450リットルの灯油タンクから灯油が送られる構造になっており、ストーブそのものへの補給は不要です。また拙宅では湯沸かし器が灯油を用いるボイラーとなっており、その供給源にもなります。
ではこの屋外の灯油タンクにどうやって補給するのかというと、業者に依頼すると、灯油を積んだ車からホースを伸ばし、このように補給してくれます。ずっと住んでいる方は定期配送をお願いしていることが多く、定期的に補給してくれますので、タンクの灯油の量すら気にしなくても済みます。
二地域居住の筆者は定期配送ではなく、少なくなった都度、業者に依頼しますが、それでも電話一本で終わりです。ただし、料金は事務所に行って支払う必要がありますが、大した手間ではありません。
本州では、シュー○石油なる業者が、住宅地で非常に迷惑な大騒音を鳴らしながら、18リットルのポリタンクに給油するための販売をしていますが、このようなものはありません。少なくとも備え付けの灯油ストーブで屋外タンクから供給される場合は、自分で給油する必要すらないのです。

いかにも便利ですが、灯油の消費量がかなり多いので、このようにしなければ到底追いつかないのです。原油価格の高騰もあり、現在灯油が一リットル100円程度となっており、調子に乗ってストーブをガンガン炊いていると、すぐに100リットル(=1万円)は消費してしまいます。
このため冬の灯油代の負担はなかなかに重いものがあります。企業によっては寒冷地手当と称して、灯油代の一部補てんをおこなっているものもあります。そして何と国家公務員には「国家公務員の寒冷地手当に関する法律」(昭和24年法律第200号)なるものがあり、「法律」に基づき寒冷地手当を支給し、高額の灯油代への補てんを行っています。
支給基準によると1級地から4級地までがあり、1級が最も金額が高くなっています。ですが北海道全てが1級地ではなく、旭川市、帯広市、北見市、士別市、名寄市、深川市、富良野市といった内陸のいかにも寒そうなところは1級です。我が稚内市は札幌市同様の2級となっており、ここからも稚内では寒さがましであることが示されています(この点については以前のこのブログ「稚内は寒いのか? 検証してみた」をご参照ください)。
ということで、ぜひ皆様も「あったかい」冬の稚内へお越しくださいませ。