
北海道にはエゾジカが生息しています。
これは実に恐ろしい動物なのです。なぜかというと道路や線路上に飛び出し、車や列車と衝突することが多々あるからです。
筆者は豪州に合計3年住んでいましたが、カンガルーも道路上に飛び出し、車と衝突することがあります。筆者もカンガルーを轢いたことがあります。まさに豪州のカンガルーと同じなのが、北海道のシカなのです。
つまり、外の方が見ると「かわいい~」かもしれませんが、住民から見ると「こわ~い」ということなのです。
稚内でも、もちろんのこと、シカが出没します。しかも、悠然と市街地にまで侵入してきます。この点は、ニュースでも取り上げられるところです。
単に道路上で車がはねるというだけではなく、農産物への影響も甚大です。また、牧草地の草もかなり食べられているのではないか、とのことです。
稚内市でも、こうした状況に対応すべく、ライフルによる駆除はもちろんのこと、ライフルが使えない市街地では吹き矢による駆除も始めています。
なお、稚内では、もともと、シカはいなかったそうですが、地元の方から聞いたところによると、以下の理由により拡散してしまったそうです。
1.そもそも稚内にはシカがいなかった。
2.ある市会議員が、自分の山にシカを移送して、網を張って買い始めた。
3.しかしその高齢化に伴って、管理することができなくなり、網を破って脱出、その後の繁殖につながった。
実は豪州でも、もともとウサギがいなかったのですが、ウサギ狩りがイギリスでは紳士のスポーツであったところ、これを豪州でもやりたいと、ウサギが持ち込まれたそうです。結果、大繁殖し、農作物に被害を与えるようになってしまいました。
特に雪解けとなる3月には大量に出没し、道路は本当に危険になります。昼間はまだ遠くから見えるのでいいのですが、夜間が本当に危険です。筆者も、夜間のシカの恐ろしさを経験しました(以下の動画)。
皆さんも、北海道へお越しの際は、くれぐれもシカにお気を付けください。