前回の話はこちらからどうぞ。
日本を飛び立った高校生の私。
初飛行機の興奮もさめぬまま、いよいよアメリカ初上陸が迫った。
雲の合間からロッキーの山々(たぶん。。)が見えたとたん、
私の胸の奥が弾けた。あの時の感動は今でも憶えている。

ワクワクしてお尻の穴がムズムズしたきた。(失礼)

エブリデイ•アート


「ここがアメリカかぁ!」
「遂に来ました。夢のアメリカ!」

入国のこととか細かいことは記憶にないのですが、
多分、訳も分からず度胸と片言の英語で切り抜けたのだと思います。

アメリカの香り。青い空。吹く風。
でっかい人たち、金髪のお姉さん、お兄さん、見るもの全てに興奮。

エブリデイ•アート


待ち合わせ場所には、ホームステイ先のファミリーが迎えにきていました。
まだ20代後半の若いカップル。
3歳と1歳の女の子がいました。

はじめの内は、英語も話せないし何を言っていいのかも分からず、
不自然な微笑みを浮かべてはごまかしていた私。

午前中は一緒に行った皆さんと英会話のお勉強をして、
午後はよそのお家に遊びに行ったり、
週末にキャンピングカーでキャンプに連れていってもらったり、
私のホストファミリーだけでなく、
他のファミリーとも交流がもてた1ヶ月。

エブリデイ•アート


20歳のお姉さんと一緒に海にドライブに行ったとき、
車のラジオからイーグルスの「ホテルカリフォルニア」が流れ、
夕日に赤く染まった空を見ながら、私は夢の中にいました。

地元の高校生のダンスパーティーにも行きました。
同じ高校生なのに、随分と大人な感じのアメリカの高校生。
自分はなんだか小学生の様な気分でした。

全てを語っているとかなり長くなってしまうので、省略させて頂きます。

さて、1ヶ月は「あっ」と言う間に過ぎ去り、別れの朝。。。
あるファミリーがアメリカの星条旗とカリフォルニア州の旗を私にくれました。
というのも、滞在中に「アメリカの国旗を買えるところはあるか?」と
聞いていたのをホストが憶えていてくれてプレゼントしてくれたのです。

でもこの国旗、土産用とかの小さいのではなく、
しっかりとした布でできた正式な旗でした。

お金を払うからとホストに言ったのですが、
結局、受け取ってもらえず、旗は頂きました。
(この旗は日本に帰ってから、星条旗は部屋の壁に、カリフォルニア州の旗は
ベッドの上にいつも飾っていました。)

そして再会を約束し、涙の別れをした17歳。
こんな短い間に、しかも言葉もろくに通じない、話せない私に
親切にしてくれた人たち。
人間っていいなぁって思った17歳の私でした。

日本に帰ってからは、もうアメリカのことしか頭になく、
どうしたらまたアメリカに行く事ができるかを考える毎日でした。

そして私は高校を卒業したら就職してお金を貯め、
またアメリカへ行こうと決心したのです。
今度は英語をしっかり勉強するために。

そして地元の会社の総務部、しかも受付として就職が決まり、
社会人1年生をスタートしたのでした。

この先まだまだ続きます。
飽きずにまた読みにきてくださいませ。



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