幸之助翁秘話 | 人を生かすBraceNetwork 青木利明 Official Blog

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N氏のお父さんは某銀行の重役で、その日は、松下幸之助氏と会食。なぜか、その席に、まだ子供だったN氏も同席させられたそうです。

 ごく普通の上品そうなおじいさんというのが、N氏から見た幸之助氏の印象でした。しかし、後から思えば、その時の松下幸之助氏とお父さんとの出会いは重要な意味を持っていました。

 当時、松下電器は、他社に先駆け、週休2日制を推進していました。事業を急速に拡大してゆく中での労働時間の短縮。当然、銀行の中では、同社への追加融資をためらう意見が出ました。そこでN氏のお父さんの出馬となったようです。

 「社員が喜んでくれて、士気が上がり、会社が元気になれば、それでええんです。」と幸之助氏。お父さんは、即座に松下電器への融資を決めました。「大阪で世界をリードするような企業を育てなあかん。」そう、お父さんはN氏におっしゃったとの事です。

 お二人の志の高さが伺えるエピソードです。まもなく、松下電器産業はパナソニックとなり、松下の名は社名から消えますが、幸之助氏の志は、これからも社員の皆さんに受け継がれてゆく事でしょう。