生きているだけで・・・。「67年ぶりの大阪なんです。」 被災地からお見えになったんでしょうか。 御堂筋で道を尋ねられたおばあさんは、懐かしそうにそうおっしゃいました。 67年前は、女学生でした。 学徒動員で大阪砲兵工廠で働いていた時にB29の爆撃に遭い、多くの同級生を失ったそうです。 「生きているだけで幸せですよ。」 戦争、終戦後の混乱、石油ショック、そして震災・・・。 多くの試練を乗り越えてこられた筈なのに、その笑顔はとても若々しく、明るいものでした。