かつて、経営破たんの危機にあった全国2位の生協「コープさっぽろ」をV字回復に導いた大見英明理事長が札幌から来て下さり、MCEIで講演して下さいました。
450人の希望退職を募り、残った職員の給与の15~30%をカットするという厳しいリストラを断行すると同時に、同生協か打ち出した政策の一つが「宝箱」でした。「宝箱」は、各店舗のPOSデータを同生協バイヤー、店長だけでなく、各メーカーの営業担当にも開示するオープンネットワーク型の情報システムで、これによって社外のエキスパートの知恵も、同生協のマーチャンダイジングに集約する事ができるようになりました。同生協は、「宝箱」によっで社外に広がった知恵の輪を、Googleと提携することによって、さらに組合員(顧客)全体に広げてゆこうとされているようです。
「宝箱」は、一生協や一社という枠を超え、知恵の輪をどんどん広げてゆく「ネットワーク型経営」の1手法です。今後の経営の在り方を考える上で、非常に意義のある2時間でした。