「今日の失敗は工夫を続けてさえいれば、必ず明日の成功に結びつく。」
「その手がいつも油に汚れている技術者こそ、真に日本の工業の再建をなしうる人である。」
戦中、戦後、トヨタ自動車が、いつ潰れてもおかしくない弱小企業だった頃、創業者として会社の存続と社員の雇用維持に奔走し、57歳の若さで病死した豊田喜一郎氏の言葉です。
その後、トヨタは喜一郎氏の遺志を受け継ぎ、世界一の自動車メーカーへと成長してゆきました。
そのトヨタが、今、危機に瀕しています。北米自動車市場の急激な冷え込み。若者の車離れ。ガソリン高、円高・・・。その結果、工場の操業率は急激に落ち込み、期間工、派遣社員の大量解雇、下請工場の受注急減と、非常に厳しい状況が既に発生しています。
それでもトヨタという企業そのものは生き残ってゆくでしょう。しかし、被雇用者一人一人が生き残っていける保障はどこにもない。そんな時代が目前に迫っています。
自分で自分を守ってゆく以外に方法はありません。
・失敗しても工夫し改善してゆく人材である事。
・油にまみれ、汗にまみれて奔走する現場主義の人材である事。
喜一郎氏の言葉から類推すれば、このような人材だけが生き残る時代になるのではないか・・。そんな気がします。
雇用暗雲 人気トヨタ関連求人ゼロ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081108-00000012-ryu-oki