"活字"を支えてきた人々。 | 人を生かすBraceNetwork 青木利明 Official Blog

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帝国ホテルで開かれた山崎製本紙工さんの創業50周年記念パーティー。メリルリンチ社副社長、出雲市長として活躍され、現在、米、中、韓各国で客員教授をされている前衆議院議員岩國哲人さんのスピーチは感動的でした。

「子供の頃、父を亡くした私の家には、新聞を買うお金がありませんでした。そこで、私は、小学校の頃から新聞配達を始め、配達先のおばあさんの家の軒先で、タダで新聞を読ませていただくことにしました。おばあさんは、時にはお茶まで出して下さって、夢中で新聞を読む私をうれしそうに見守って下さいました。

おばあさんが、新聞を読めるだけの視力を既に失っておられた事を知ったのは、お亡くなりになった後でした。おばあさんは、私の為だけに、ずっと新聞を取って下さっていたのです。

新聞や本の、あのインクの匂い、温もりのある手触り・・・。
それらは、私に多くの事を教え、私を育ててくれました。

ここにおられる皆さんは、多くの人々に知識と感動を与える活字文化を50年にわたって支えて下さってきました。どんなにインターネットが発達しようとも、あのインクのにおい、本の重みの大切さが失われることはないと思います。活字文化の担い手として、さらに50年、100年・・・。益々のご活躍をお祈り申し上げます。」

耳をつんざくような印刷機の音の中で、インクと油にまみれながら、毎日愚直に本を作り続けて来られた山崎製本紙工の皆さん・・・。私達の活字文化を守り続けて下さっている印刷業界の方々に、心からお礼を申し上げたいと思います。

http://www.seihonsiko.com/index.html