世界有数の投資銀行であるメリルリンチ社。
かつて、同社の上席副社長をされていた岩國哲人さんのお話によると、同社が社員教育に費やす費用は、年間5000万ドルにも達していたそうです。
しかも、その手厚い教育を受けて育った優秀な社員が、どんどん他社にヘッドハンティングされてゆく・・・。
見かねた岩國さんが「これでは教育費が無駄になるのでは?」と、同社社長に質問されたところ、次のような返答があったそうです。
「仮にわが社の社員が他社に移籍したとしても、彼らがメリルリンチで受けた教育は、業界全体のレベルアップには、必ず貢献する。そしてそのことは、めぐりめぐって我が社のプラスにもなる。決して無駄にはならないのですよ。」
岩國さんのお話を聞いて、こういう時代だからこそ、企業も個人も、あるいは国も、もっと教育にコストをかけるべきではないか、そして、そのことが結局は社会全体を活性化し、向上させることつながるのではないかと痛感しました。
教育こそ、最も重要で、最良の投資なのかもしれませんね。