想像力と愛情力。 | 人を生かすBraceNetwork 青木利明 Official Blog

人を生かすBraceNetwork 青木利明 Official Blog

風になりましょう。人を活かし、未来を生かす風に…
人々を元気付ける(brace)ネットワークを広げていきましょう

前途ある1人の少年の命が絶たれ、4人の少年が加害者として一生重い十字架を背負って生きてゆかなければならない・・・。
何という悲惨な出来事でしょうか。

その背景には、若い世代の想像力と愛情力の不足があるように思います。
いじめをしてしまった少年達には、そういういじめを自分達がされたら、どんな思いになるかということを想像することが出来なかった。深い愛情と思いやりを持って生きてゆくことがどれほど大切であるかということを誰にも教えてもらっていなかったのだと思います。

彼らが今、向き合っているのはゲームです。ゲームの中で、主人公は、どれだけ傷付いてもすぐに生き返り、たくさんの"敵"を殺してゆきます。しかし、現実世界では、そうはいきません。

彼らが今、多くの時間を割いているのは塾です。塾では進学校の入試対策は教えても、人とのぬくもりのある接し方を教える事はありません。

昭和の子供達は、ランドセルを玄関先に放り投げたら、すぐに近所の悪ガキ達と遊びに出かけていました。そこで、けんかも多少のいじめも経験しますが、その中で、集団生活の中で必要な「心の間合い」といったものを体で覚えてゆきました。

家ではおじいちゃんやおばあちゃんがいて、長い人生で得た教訓、「人のぬくもり」といったものを子供達に分かりやすく教えてくれました。

こう考えてゆくと、今の子供たちが、いかに無味乾燥で非現実的な世界に追いやられているかという事がわかります。

子供たちの想像力と愛情力を高める為には、大人達の勇気と根気と努力と工夫が必要です。

先生だけに責任を押し付けるわけにはいきません。子供たちを育て上げるのは、私たち大人全員の責任なのですから。

「いじめあった」学校が報告書 中3自殺
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100828-00000032-kana-l14