Iさんのお話によると、人は生まれながらにして善の心、「良知」を持っているのですが、大人になるにつれ、世俗の垢にまみれ、その輝きを失ってしまうのだそうです。
その「良知」を取り戻す作業が「事上磨連」。つまり、今、目の前で起こっているすべてのできごとを正面から受け止め、自らを鍛えてゆくという事だそうです。
瓦礫の中に埋没し、輝きを失っていた金や銀が、磨かれ、余計なものを捨ててゆく事によって本来の輝きを取り戻す・・・。例えればそういう事になるのかもしれません。
「良知」を取り戻せば、上杉鷹山や吉田松陰がそうであったように、周囲の人々に幸いをもたらす事ができます。非常に難しい事ではありますが、そう努めたいと思います。