今日、


今年桜を見せておきたい患者さんを

3人

ストレッチャーや車椅子に乗せて、

桜を見に行きました。


来週の週末は桜がどうなってるか分からんし、

でも週末しか行けんし。。。

今日しかない!っていう勢いで、

ベッドからストレッチャーに移して

酸素やポンプ移動して。

一人を散歩に連れて行くのに準備も合わせて1時間はかかったかな(笑)


いつもはほとんど目を開けんのに、

桜の木の下に着いたとき、

一瞬だけ目を開けてくれた患者さん。

桜を触らせてあげたくて、1っ頂いて手に置いたら、

ずっとニギニギしていました。

そのあと私の手を強い力で握って離さないので、

ストレッチャーを片手と身体で押しました。


口を震わせて、

何かを伝えようとしてる患者さん。

視野狭窄もあるので、目の前に1っ持っていったら、

目を大きく見開いて。

桜のにおいがするかな、と思って鼻に近づけたら、

鼻がピクピク動いてた。


車椅子に座ってて、桜を渡してみたら

桜を食べた患者さん。

別に害はないやろうけど、吐き出してもらった。

そのあと車椅子押して歩いてたら、手に届くとこにツツジがあって

ツツジの葉まで取って口に入れるけん

もう道の隅っこ歩いてやんない。



いい一日でした。

患者さんたちにとっても、

いい一日であったらいいな。

感受性の強さからくる苦悩と孤独には

ほとんど耐えがたいくらいきつい側面がある。

それでも生きてさえいれば人生はよどみなくすすんでいき、

きっとそれはさほど悪いことではないに違いない。

もしも感じやすくても、

それをうまく生かしておもしろおかしく生きていくのは不可能ではない。

そのためには甘えをなくし、

傲慢さを自覚して、

冷静さを身につけた方がいい。

多少の工夫で人は自分の思うように生きることができるに違いない。




よしもとばななさんの、『キッチン』あとがきより。




あたしのとっても好きな小説のあとがきです。


ひとの言葉で、

自分の穴を埋める とか

自分のもやもやを意味づけして

自分を知っていくツール

みたいな存在かもしれないかも。


あたしにとって、本って。



けど、自分のことを知ることで、

看護も意味づけしやすいし、

相手(とか周りの人)のことも知れるような気がするよ。

もちろんその逆もあるけど。

相互で。


なんか、豊かになるっていうか

充実していく気がするっちゃん。


なんで自分がこんな野望?とか。

自分がなんでいま、ここにおるのかとか。


うきうきします。





お風呂

おいしいもの

自分がなじむ空気

景色(朝と夕方が好きかな)

好きな音楽が流れよるカフェ



love myself