ボディリセット直。
から、おはようございます
前回、オスグッド治療
の「認識の間違い!」についてお話をしました。
今回は2つめの
「治療方法の間違い!」についてお話をします。
あなたはオスグッドの治療で、
こんな間違いを犯していませんか?
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☑オスグッドバンド、サポーター、テーピング
☑マッサージ、指圧
☑湿布、痛み止め
☑アイシング(患部を冷やす)
☑ストレッチ
☑太ももを鍛える筋トレ
☑手術(オスグッドに手術は必要ありません)
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これらの治療方法は病院や接骨院などで、一般的に行われている治療ですが、実はこれらの治療を行えばおこなうほど、オスグッドの回復を妨げてしまう可能性があります。
いきなりこんな話をされても、信じられないかもしれませんね。
そもそも、これらの治療でオスグッドが治るのなら、これほどまでにオスグッドで悩む子どもたちがいるはずがありません。
また、「成長痛だから大人になるまで治らない」などとは言わないはずです。
治療方法が間違っていると、いくら治療を受けてもよくならないことは簡単に想像がつきますよね。
これまで治療をつづけてきたにも関わらず、よくなっていないのだとしたら、それは治療方法が間違っている可能性があります。
1つずつ説明をすると、膨大な時間がかかりますので、今回は主なものだけを説明しておきます。
まずは、「マッサージ」
とくに痛みをともなう強いものは、筋肉の緊張を余計に強くしてしまうので絶対にやめてください。
マッサージをして、筋肉をもみほぐすと、確かに一時的に筋肉が柔らかくなります。
例えば、スーパーで買ってきた牛肉のステーキを叩いて、硬い筋を切って、潰していけばお肉は柔らかくなります。
それと同じことです。
けれども、人間の筋肉は死んだ動物のお肉とは違います。
マッサージをして硬い組織をつぶすと、一時的に柔らかくなりますが、それは組織が壊れてしまったからです。
その後、その組織が修復されるとき、人間の体は前回加えられた刺激に耐えられるように、より硬い組織として筋肉を修復(再生)させるのです。
例えば勉強をしていると、指に「ペンだこ」ができますよね。
ただペンが当たっているだけなのですが、人間の体はその刺激に負けないようにと、組織を硬くしていくのです。
ましてや、強く筋肉を押しつぶそうとギューギューと押せば、当然筋肉はダメージを受けてしまいます。
なので、マッサージをすればするほど筋肉が硬くなり、オスグッドの回復が妨げられるばかりか症状が慢性化してしまうのです。
痛いところを冷やすことも、よくやられていることです。
しかし、筋肉を冷やせば冷やすほど、血流が悪くなって、筋肉が硬くなります。
例えば寒い日に外出すると、手がかじかみますよね。
血の巡りが悪くなって、手がこわばってしまうのです。
当然、オスグッドの患部を冷やすのも同じことで、冷やすと筋肉が硬くなり血流が悪くなります。
人間の体が回復するためには必ず栄養と酸素が必要なのです。
そして、それは血液が運んでくれ、体液(間質液)の中にしみ出て細胞に届けられます。
患部を冷やすことは、それを妨げてしまうので、回復が遅くなります。
「でも、腫れているときは、冷やした方がいいんでしょう?」と思われる方が多いと思いますが、
腫れは、壊れた組織を修復するために患部に体液を集めて、回復を促進させるために起こる治癒反応なのです。
なので、本当は腫れていること自体、決して悪いことではありません。
むしろ、温めることで血流が促進されて腫れもとれやすくなり、回復が早くなります。
筋肉も柔らかくなります。
ですから、これからは痛いからといって安易に冷やすことは避けてください。
その他の治療方法が、なぜいけないのかについては、また別の機会にお話しします。
当院ではこれらの事実を元に、オスグッドを早期に回復させる独自の方法を確立しています。
当院に来られるお子さんは、「病院に行くまでもない軽い症状」か、「病院に行っても、接骨院に行っても治らない、あるいは他に頼るところがない」かのどちらかですが、圧倒的に後者が多いです。
もし、お子さんがオスグッドで
悩まれているのであれば
ぜひ、当院にご相談ください。
↓ ↓
082-258-1723
それでは次回は、、、
オスグッド治療の3つ目の間違い、
「治ったと思う間違い!」について説明します。
楽しみにしていてください。