幼年期の終わり | ナントナク`ナントカ+ B級SHOCK!

幼年期の終わり

私も色々なSNSを使っているわけですが、あっちやそっちに書くのもなんなので、こちらに。

「幼年期の終わり」はアーサー・C・クラークの代表作。
1953年に出版された本なんですけど、なんだか色々思うことがありました。
もちろん、今読んでも意外性もあるし、先見性もあって素晴らしい内容なんですけども・・・

なんというか、この世から子供という存在が消えただけであそこまで狂うか?と
私は不妊症なんですけども、だからと言って家に火をつけたり、爆破したりはしなし
結婚できない人もいるし、子供を持つのが贅沢だとされる時代が来つつあるし
それ以前に、私の母のように、自分の子であったとしても子供であるというだけで大嫌いだという人もいるし・・・。
この小説のこの結末が、当時どんな風に受け取られたのか・・・。

第二次世界大戦が終わってすぐだから、産めよ増やせよムードが強くて納得の結末だったんだろうか・・?
いる人が遠い存在になる悲しみは知っているけど・・・
イマイチ腑に落ちない。

クラーク自身は両性愛者(ほとんど同性愛者)だから、子供がいない人生で気が狂ったりしないとわかっていそうだけど、内心は狂いそうだったんだろうか・・・。