大阪府の橋下徹知事が提唱する「大阪都構想」を巡り、対立が深まっている橋下知事と平松邦夫大阪市長が9日、大阪市のメーンストリート・御堂筋で行われたイベント「御堂筋オープンフェスタ」に出席し、ひとときの“蜜月関係”を演じた。

 橋下知事が開会宣言で「僕は雨男だが、(イベントは)これまで3回とも天気がいい。これも平松市長との仲がいいからです」とアピールすると、苦笑する市職員の姿も。その後、2人は寄り添うように歩行者天国をパレードし、沿道に笑顔を振りまいた。

 パレード終了後、橋下知事は報道陣の取材に応じ、「控室で市長に、(大阪都をめぐるバトルは)大阪が盛り上がっていいじゃないですか、と話しかけた。個人的には仲がいいんで、政治的な見解は対立しても、しっかり行政の連携はやっていく」と強調した。

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