「 人生は選択の連続である 」という

言葉がありますが、


人は1日に最大3万5000回の選択を

していると言われています。



何かを選択するとき

何かを決断するとき



たくさんの情報を集めて

たくさんの商品を比べて

たくさんの選択肢を増やして

できる限り満足度を高めたい



そう思ったりすることはありませんか?



実はその考えには思わぬ盲点があるかも

しれません。



今回は

追求する人    マキシマイザー

満足する人    サティスファイサー

のお話をしたいと思います。




   追求する人     マキシマイザー  



常にベストな選択、最高な選択

最上な選択を追い求める人

理想が高く完璧を求める人とも言えます。



例えば、

洋服を買う時、気に入った洋服が

見つかっても、他にもっと良いものが

あるんじゃないだろうか、



お店をもう一軒見てみよう

さらにもう一軒、さらにもう一軒と



値段と品質を比べては

試着を繰り返し

何十着と試着しても



なかなか決められない



ものすごい数の選択の中で

比較と検討を繰り返して

最高のものを追い求め続ける



追求し過ぎて

情報を集め過ぎてしまう

選択肢を増やし過ぎてしまう



さらにもっと

良いものがあるのではないか



もっと良い情報があるのではないか



もっと良い選択肢が

あるのではないか



どこまでも情報を集め

どこまでも選択肢を増やし



その結果、

動けなくなってしまう

決められなくなってしまう

なかなか結論にたどり着けない



選択肢を増やせば増やすほど

決められない、満足しない。



何を選んでも結果に満足できない



決めたとしても

「やっぱりあっちがよかった 」

「 もしこうだったら 」



もっと良い選択肢が

あったのではないだろうかと



何を選んでも後悔してしまう



時間やお金、

心身のストレスも大きく

エネルギーも消耗してしまいます。



結果、満足度や幸福度が、

低下してしまうと言われています。






  満足する人 サティスファイサー



そこそこの選択

そこそこ良さそうなもの

一定基準を満たしていれば良しと

満足できる人



選択したものが

間違ったとしても



絶対的な正解はないという

現実を受け入れて



自分が選択したのだからと

目の前のものを受け入れて



次のステップを踏める



その分、ストレスも軽減され



自分の選択に対して満足度も高く



人生全般において幸福度も高く

なるということです。



人生における満足度、幸福度は



サティスファイサーのほうが

高くなる傾向にあるようです。



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スーパーで

ある実験をしました。



2つの試食コーナーを置き



1つは24種類の品揃えをしました。

もう1つは6種類の品揃えをしました。



どちらが試食から購入に

至ったでしょうか?



6種類のほうが24種類のほうの

10倍ほど購入に結びついたのです。



人は選択肢が多すぎると

過度なストレスがかかり

選ぶ原動力も低下してしまい



その結果

選べなくなって

決められなくなってしまうのです。




  マキシマイザーの傾向があるかな?と思った場合  




◾️ サティスファイサーを意識してみる


◾️ 完璧主義を少しずつ緩めてみる

    ( 90点→80点と無理のないように )


◾️ほどほどにベストな選択を

    良しとするようにしてみる


◾️ ほどほどの選択ができた自分を

     褒めてあげる


◾️ 目の前にあるものに

     感謝をしてみる




けっして

マキシマイザーが悪い、



サティスファイサーが良い

というわけではなく

 


バランスの問題で



ときには追求することが

必要な場合もあります。



でも、

ときには60点でもいいかなと

 


フラットに取り入れてみる、



そんな感じで良いと思います。



わたしも以前は

マキシマイザーでした 😅



それで疲れ果ててしまった

ことがありまして、



ときには、60点でもいい!

60点とれれば上等だ!と

思えるようになってから



ずいぶんと人生楽になりました。



どちらもバランスよく

取り入れて

 


人生が豊かに軽やかになれば

良いかなと思います。



どうぞ良い週末を

お過ごしくださいね☆



最後までお読みくださり

ありがとうございましたスター