明晰夢と多重夢で心が落ち着いた | パンパンパンダのブログ

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※下ネタが含まれます。同性愛が含まれます。








「これは夢だ!」と気付くのは何かきっかけがあるものなのだが、今回は気付いた理由が分からなかった。
「夢かもしれない。夢なら何しても大丈夫だ。」
と一緒にいた片想い相手の股間に手を伸ばした。
 
普段は相手を性的に見ているわけではない、とか、一緒にいられるだけでいい、とか言いながらも、全てが許される夢の中では手を出してしまうのだ。
いつか現実世界でもやってしまうのでは、と心配になることもあるが、夢だからこそやる、というのもある。

夢の中でのセクハラはエスカレートしていき、無我夢中で相手の体を撫で回していた。
そうなると次に思い浮かぶのが、「夢を見たまま自慰行為が可能かどうか」ということだ。
今感じている快感は、下着によって与えられているものだ。このまま夢を見続けてしまうと下着を汚すことになる。つまりは夢精だ。
だからといって止められないのが性欲というもの。だったらせめて下着から外に出そう、という発想になった。
夢を見ながら現実で手を動かす、というのは何度もチャレンジしてきたことではある。
しかし、見えるはずのない場所にあるスマホが見えたり、それなのに一向にスマホに手が届かないのは、あれも夢の中、ということなのだろう。
そんなことをしているうちに夢から覚めてしまうのだ。
その時も同じだった。試行錯誤しているうちに「あ、やばい。このままだと目が覚めてしまう。」と思ったら目が覚めていた。隣には母親が寝ていて、その奥には父親が寝ていた。
(こんなとこで自慰行為なんて出来るわけないのに、なんでそんなことをしようとしたんだろう。)
とりあえずもう一度夢の中に戻ることにした。
誰かの家でパーティーのようなことをしていた。
片想いの相手と一緒に笑っていた。とても幸せな気分だった。
また不意に目が覚めてしまう。
けれど強い睡魔に襲われ三度夢の中へ。
夢の中はとても楽しかった。
夢だから楽しいのだと思った。
いつもなら楽しいと思うと同時に不安を抱えてしまう。
夢ではそんな不安は必要なかった。自分が嫌われないことを分かっているからだった。

明晰夢の場合、起きている時と近い速さで時間が進んでいるような気がする。
内容の密度が高く、それでいて記憶に残りやすい。自分が「これがしたい」と望んで行っているからなのかもしれない。

そろそろ起きよう。と思ったのは十分に夢を楽しんだ後だった。
気付けば片想いの相手はいなくなっていたと思う。
夢から覚めるのは簡単だ。体を動かそうとすればいい。
いつものように夢から覚めていく感覚に襲われる。
目を覚ました後、違和感を覚えた。
夢から覚めているはずなのに、まだ夢から覚めていく感覚が残っていた。
その時、初めて多重夢だと気付いた。
そのまま目を覚ましてみた。

一人だった。一人暮らしを始めて一年ほど経つ。父親が死んで八年ほど経つ。
そうか。あれも望んでいることなのか。
親子一緒の部屋で並んで寝ることが、望んでいることなのか。

時計を見ると正午を過ぎていた。
13時間程寝ていたようだ。
けれど寝すぎた感覚はなかった。
疲れもなかった。
爽快感、充実感、安心感。
色々なものが溢れていた。

夢で逢えれば問題ないや。
このまま君と離れよう。

そう思えた。