もし、もしも僕が自殺したら | パンパンパンダのブログ

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母が仕事から帰ってきたとき
いつもなら「おかえり」と聞こえてくる声もなく
部屋を見ても姿はなく
姉と遊びに行ったのかな、と思いいつも通りの生活をする
たまに連絡もせず夜遅く帰ることもあるから
そのうち母は寝てしまって
次の日の朝も何も思わずに仕事に出かける
そして帰ってきてまだ僕がいないことを不思議に思って僕に連絡してくる
僕に連絡がつかなければ姉に連絡を取る
姉は当然何も知らない
そこでやっと心配を始める
どこかで事故にでも遭ったんじゃないか
そんなふうなことを思う
まさか自殺したなんて思わないだろう

母は死にたいと思ったことは1度もないらしい
父が死んだとき母は死ぬのが怖くなくなったと言っていた
だけど死にたいわけではないとも言っていた

だから僕がまさか自殺するなんて思わない
うつ病だからって関係ない
いつも笑っていた僕が自殺する理由なんて
母はきっと一つも思い浮かべられない

けど違うんだよ
辛いことがあるから自殺するわけじゃないんだ
「あ、今日は死ねる気がする」
そんなふうに思うんだ
ここ数ヶ月、そんなふうに思うことはなくなった
死にたいと思うことはあっても怖い気持ちが大きい

もし僕が自殺したら
母は僕を責めるだろうか
母は母を責めるだろうか

知っていますか
僕は朝起きて母の家に行く時いつも
「もしかしたら死んでいるかもしれない」
と思いながらドアを開けるんだよ
夕方になれば
「このまま帰ってこないかもしれない」
と思いながら帰りを待つんだよ
自分の家に戻る時
「誰かが部屋にいて殺されるんじゃないか」
と恐怖を感じるんだよ

だから毎日が終わりの日だと思うんだ
だから伝えたいことがたくさんあるんだ
もし僕が死んでも未練がないように
もし母が死んでも後悔がないように

自殺なんかしないよ

けど、もしかしたら
不安と恐怖に耐えかねて、ってこともあるかもしれない

もし、もしも僕が自殺したら
・・・だめだ、考えるのがつらい