それは自分にとって都合の『良い人』。
自分自身には得はないけれど、自分以外の人に得をさせるような人のことは「良い人」ではなく「偉い人」という。
得はお金とは限らない。心が安らいだり、穏やかになるのも「得」だ。
私は『良い人』だと言われることが多い。
『偉い』と言われることも少なくない。
『良い人』、『偉い人』、どちらがいいのだろうか。
私は良い人になろうとした。
周りに人が集まって孤独を感じることはほとんどなかった。
しかし、それは長く続かない。
環境が変わってしまい、私は役に立てなくなってしまった。
周りに人はいなくなった。
それはあくまで物理的なことだから仕方がない、と
友達なことには変わりはないんだから、と
そんな言葉は気休めにもならなかった。
「うつ病に罹っているようには見えない」
誰から見てもそうなのだろう。
そう見える努力が出来ている時点でうつ病ではないのかもしれない。
その後がどれだけ辛くても、薬で気持ちを落ち着かせていても、
人前で元気なら、それは病気じゃなくなるんだろう。
『良い人』になるのは疲れる。けど、やめようとしてやめられるわけでもない。
私にとっての『良い人』はまだ現れそうにない。