僕の心の中、全てが君だったんだ | パンパンパンダのブログ

パンパンパンダのブログ

ブログの説明を入力します。

ほんの少し優しくされただけで
簡単に惚れてしまう自分が嫌で
すぐダメになることの繰り返しで
それでもそんな自分を変えることは出来なかった

でも諦める時にこれは重宝すると思ったんだ
好きな人を忘れるために
次に進むために
別の人を好きになるために

人の多いところではあちらこちらに目を奪われる
タイプの人がいるとドキドキして
そんな自分が嫌だったくせに
敢えて探してる自分がいた

あんなに好きだったくせに
片想いを続けてきたくせに
振られたばかりのくせに
知らない人にときめいていた

安心感と自分を卑下する気持ちが交錯した
忘れたらこんなに辛くない
次に行けたらこんなにきつくない
でもこの辛さやきつさがそれだけ好きだったという気持ちの唯一の証明だった

ある日いつものように眺めていたんだ
行き交う人々を見ながらぼーっとしていた
そしたらいたんだ
そこにいるはずのない人が

あいつだ
そう認識する前か後か分からないが心臓が跳ねたんだ
でもすぐ後で別人だと気付いた

よく見れば少しも似ていない
体型と肌の色が近いくらい
たったそれくらい
なのに僕の心臓は跳ねたんだ

気付いてからもしばらく心臓は高なっていた
心臓が止まりそうなくらい
そんな比喩が比喩ではないことを初めて知った
衝撃が走り呼吸が止まった

やっぱり忘れるなんて無理だと思い知った
けど嬉しかったんだ
簡単に惚れてしまう自分が
目移りしてばかりの自分が
そんなどうしようもない自分が
あの時あの瞬間は確かに
僕の心の中、全てが君だったんだ