…火事とともに消えた 地縛霊… あなたは 信じますか?


もう20年ほど前の話です。長野の菅平にある東京都の或市の山荘で 管理人 調理主任 として働いていた時の話です。当時 私は主人のDVが酷く 主人から逃れる為住込みで働け、誰も知人がいない働き口を捜していて職安の紹介で菅平に行きました。新緑の美しい初夏の頃でした。


大きな山荘で、日光の中禅寺湖半の 金谷ホテルにそっくり、ただ大きさはこちらの山荘の方がビッグでした。(内装は金谷さんの方が格段上)デカイ私で勤まるのだろうかと不安に思いながら面接の為に玄関を入りましたが、ともかく暗かったのです。重い空気が漂っていたのです。何故だろう?と想いつつ面接 就職となりました。


夏になり東京都○市内にあるの小学校の6年生が「」夏期 キャンプ 宿泊体験?」で毎週 入れ替わりで訪れました。 その頃から、宿泊体験の小学生から苦情が出始めたのです。


「夜 誰かがドアをノックする 出ると誰もいない ドアを叩きましたか?」

「お風呂(大浴場)に知らない親子が入っている」

「食堂に知らない親子が立ってみている」

「お風呂場の横の椅子に知らない親子が座っている」  この手の苦情 質問が度重なりました。


アルバイトの子達からも同様の 話が出ていました。


○市の子供達は2泊で帰宅の途に就きますが、職員は其の状況が継続するわけです。アルバイトの子達の恐怖心不安感は募るばかりで、夜警も嫌がるようになってしまいました。


私は困ってしまい、山を下り 長野市内の日蓮宗系のお寺を探し(個人的に法華経が好きでした)全く面識のない御僧侶に事の次第を話し どうしたらよいでしょう と相談しました。 御僧侶曰く「幽霊なんて怖くない 生きてる人間の方がよっぽど恐ろしい といいながら お経を下さり 其の親子に 読んであげなさい」とお話しして下さいました。

 早速 お線香と蝋燭とを買って山荘に帰り、その晩アルバイトの子達を自分の社宅(山荘内の地下1階にある2DK)に来て貰い、此処に住んでいる 見えない住人の親子を 帰るべき所にかえしてあげよう 寂しくて 悲しくて 未練があって ここに居たい親子だと思う でも ここにいても 親子も 山荘にも よくない みんなも 邪魔にしたり 怖がらないで 帰れるよう 心で 思ってあげて欲しい と 話してから 御線香 蝋燭 お水 お塩 お米を備えて お経を読み 話しかけました。


誰だか判りませんが 此処に住んでいる 親子さん と 話かけ 寂しい気持ち 思い道理にならなかった無念さ

悔しさ 等 ここで実現しようと思っても 無理なこと 住む世界が違うこと 未練は人を重くして 自由になれないこと 成仏できないこと 等 思うままに語り 話しかけ もう一度生まれて 後悔のない人生を歩んで下さい と

話し終えた その時 部屋が スッキリと明るくなり よどんでいた空気も軽くなり そこに居合わせた皆が何故?と不思議に思いました。


翌日の 東京から御2人の宿泊客がいらしゃり、夕食も終わり、私は帳簿をつけていました。 「ゴジさん 火事です ホールから火が出ています」と知らせを受けビックリりしてホールに駆けつけました。ホールは真っ白で火はすでに消えていました。お客様が暖炉に薪を積み ガソリンを掛けて火を付けたら 火の勢いがものすごく 飛び火し あちこち燃えてしまった。2人で消化器を使って消化した とのことでした。ガソリンを掛け火を付けるとは困った人たちです… 僅かのガソリンなのに すごい火だった と 話していました。  小火(ぼや)でよかった。


   火事の後 親子は あらわれなくなりました。 


   あなたは 信じますか? これは 本当にあったことです。


   生きているあいだに 未練を残さぬ生き方をして下さい



下の写真は 池のある風景場面での写真です。あー箱根に行きたいなーと思いつつ撮りました。 

                                                            

                                                           ゴジさんでした



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