長塚節 | びーねっと・工房スタッフブログ

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びーねっと・ピュアシルバー工房の商品情報などをメインにお知らせするブログです。
制作段階の裏話なんかも織り交ぜつつ、皆さんに楽しく読んでもらえるよう、頑張ります!
スタッフ4人が不定期に交替で書いているので、様々な文があるのもお楽しみに(笑)

今朝も寒かったですね。我が家も、朝ヒーターをつけた時の室温が1ケタ台でした。
布団から出るのが辛いこと。早く暖かくなってほしいです。
それでも、だんだんと日の出は早くなり、夕方も明るい時間が伸びてきました。
春分の日も来月に控えていますからね。。

今日は2月8日。
長塚節(ながつかたかし)という歌人・小説家の忌日です。
正岡子規の弟子となり、正岡子規の詠風の正統な後継者、というような評価をされているようです。

例によって、青空文庫で少し作品を読んでみました。。
「壹岐國勝本にて」「白甜瓜」 というエッセイと、「芋掘り」という小説のさわりです。

旧仮名遣い・旧字が多く、ちょっと読むのが大変です。
正岡子規の歌への方針は、「写生主義」といわれるそうですが、実際にこれら3作、とても生き生きとしています。
「壹岐國勝本にて」「白甜瓜」は旅行中の描写のように見えますが、海の青さ、山の緑、そんなものが目に浮かぶようです。
「芋掘り」もさわりだけですが、芋を掘る農民の姿がくっきりと描写されています。

難しい題材を取り上げているわけではないので、明治から大正初期の文学にふれる、取っ掛かりとしてもいいかもしれません。

長塚節は結核により、37歳の若さで亡くなっています。
師の正岡子規も結核で亡くなっていますね。
近代の作家の情報を読んでみると、結核で亡くなった人の多さを実感させられます。
多彩な才能が、結核で失われていったのですね。
今でも、治る病気ではありますが、厄介な結核。かからないに越したことはないですね。

さて、今日は無病息災の象徴ともされている、イノシシの根付を紹介します。
ピンク珊瑚で作ったイノシシです。
「猪突猛進」といった言葉などから、強く猛々しいイメージのある猪ですが。この根付のイノシシはコロンとかわいらしい形をしています。
和物に特に会うデザインではありますが、洋風のカバンなどにつけても意外性があって楽しいかもしれません。
大切な人の健康を願って、プレゼントにするのもお勧めですよ。

 


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