ここ数日、柔道に厳しいことを
書いているが、これは、言うまでもなく、
柔道が、お家芸だからである。

お家芸なのだから、金を取って
普通だろうということだ。

いろいろルールがあって、国内のようには、
いかないし、人間なのだから、
仕方がない、などというのは、
単なる言い訳以上に、無意味である。

だって、格闘技だし、それを承知で、
出てきているのだから、嫌なら、
出なければいいだけだ。

同様な考え方は、例えば、
横綱を考えてみればいい。

横綱は、勝って当り前である。
横綱が、勝っても、普通で、
誰もほめてもらえない。

なぜって、横綱だからだ。
それ以上でも、それ以下でもない。

弱い横綱に、用はないのである。
横綱が、弱くなれば、引退するしかない。
それが、勝負の世界の厳しさというものだ。

それを承知で、勝負しているのだ。

ひるがえって、柔道についても、
身内だからこそ、厳しく、評価すべきである。

他人に甘く、身内に厳しくという、
日本伝統の精神、謙譲の美、
そして武士道というところか。

というわけで、今回のオリンピックは、
柔道以外、みんな、よくがんばっているなー
と思った。