「うむ労務課からの呼び出しかー」。

「困った課長、また、呼び出しみたいですね」。

「あー、また売上が上がらないとか、
営業成績が悪いとかで、怒られに行くんだろう」。

「で、いつも、困った、こまったーって、
言っているし、名前が、小牧達男だから、
略して、困った課長。よくできてますよね、
世の中って」。

(もちろん、無理矢理の設定である。
そして、数時間後。)

「おいおい、大変なことになったぞ」。

「どうしたんすかー」。

「オレの、いやみんなの企業年金、
もらえなくなっちゃうかもしれないぞ」。

「えー」×同時複数。

「どういうことですか、課長」。

「今朝、BIJ破綻のニュースやってただろう」。

「知りません(きっぱり)」。

ガク(困った課長)

「朝はギリッギリまで、
寝ていたいタイプなんで」。

「お前のタイプなんで、どうだっていんだよ。
とにかくBIJが破綻したんだけど、
うちの会社もBIJに、預けてたんだってさー」。

「えー」×同時複数。

「モラルハザード」。

「そこで、使う言葉じゃないだろう」。