午前中の涼しいうちに作業して終わりました。
今回は常連さんの依頼で変色した桃色珊瑚の帯留めらしきものと、カフスボタン2セット、簪についていたと思われる血赤の珠は約15ミリ‼️
色の濃い血赤の枝も併せて依頼頂いたので、超久し振りに工房で研磨してました。
↑桃色珊瑚の帯留めらしき物は変色が激しく、多分ナフタリンか何かで表面が変質したもので、0.3ミリくらい表面を削り落とすと綺麗な桃色珊瑚特有の色が出てきました。
依頼主さんはいつも折れ口を綺麗にして欲しいと言われるので、平面に研磨して品質が分かるように仕上げます。
血赤の珠は真鍮製の金具が貫通して途中で折れていた物を、細い先端工具で削って除去しました。
付いていた古い接着剤が比較的少なくて、ポイントで真鍮金具だけを削っていると動き始めたのでε=( ̄。 ̄;)フゥ
一度付けた金具を除去するのはいつもながらドキドキものです。
製造過程の穴空けで珊瑚自体にダメージが起きる事が多いので、金具の除去後に見たら、製造工程の時のキズなどが出てくることもよく有ります。
金具の除去は受け付けない珊瑚屋さんも有るんですよ。
その時代ごとに金具の取り付け形状が違うので、除去してみないと1つの金具で付いてるのか、2つの金具で抜け留めになって居るのか分かりません。
細長いカフスの場合は特にどっちを使って居るか分からないので、珊瑚が欠けないように少しずつ緩めて取り外します。
今も昔も変わらないのはエポキシ樹脂系の接着剤を使用しているので、この手の接着剤は硬化すると溶剤では溶けないのです😓
熱には比較的弱いので、お湯で温めたりしてから除去する事も有りますが、結構高温じゃないと柔らかくはなりません。
しかしそれだと珊瑚にダメージがいってしまう危険があるので、金具だけを熱して抜き取る方法もありますが、年月を経た真鍮は腐食している部分も多いので、いずれにしても金具が完全に取れないので、そこは細いポイントで真鍮金具だけを削り取って除去します。
残すと後で緑青が発生して珊瑚の内部から変色させてしまう事もあるので、ちまちまと真鍮部分だけを削り取る作業をします。
慣れないと珊瑚の方を削ってしまいますが、真鍮は超硬のポイントより柔らかいので、中心を狙って凹ませてそこから削り込んで金具だけを削り取ります。
黒い汚れとキリコが出なくなったら除去完了。
自分ちの商品も作らなきゃね😅
びーねっと・ピュアシルバー工房







