ビジネス脳を磨く
小坂祐司さんの
ビジネス脳を磨くという本を読みました。
- ビジネス脳を磨く (日経プレミアシリーズ 6) (日経プレミアシリーズ)/小阪 裕司
- ¥893
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非常に興味深い本で、
あ~そういうことか、
と思わせるような文章が満載!
この本の中で、
「利他性の経済学」という本が引用されていて、
これまでの社会を、
「リザルトパラダイム」と名付けでいます。
この時代には、過去の活動の結果に注目し、
活動を左右する要因と結果の
直接的な因果関係によって
将来を予測しながら、
目標と活動の結果のズレに注目して
進めていく方法が有効でした。
つまり、結果が大事で、
ノルマ第一主義の世界です。
ただ、この従来のパラダイムが変貌し、
インプットに対するアウトプットが、
カオス的で予測のつかない社会になっている、
と、小坂祐司さんは言っています。
たしかに、現実でも実感していますよね。
小坂さんの話をかいつまんで言うと、
工業化から新しい社会、
情報が爆発的に広がる社会へ
↓
人の情報処理能力は飛躍的にUP
↓
ビジネスでは感性に焦点を充てる必要がある
↓
お客さんの感性に向けて、
発信する感性情報を変える
↓
お客さんの心に価値が生まれる。
↓
消費行動が変わる
たしかに、もうこれまでの経験だけでは、
物事に説明がつかない世の中ですよね。
ということで、知られざるカリブの楽園
ベリーズのクラフト販売でも、
感性情報をデザインしたいと思います。
といってもどうしていいものやら。
そこで、必要なのは「道」なのだそうです。
「道」とは、考え方の軸といったもの。
この「道」がなければ
感性情報を更新できない。
だから、人のモノマネだけでは、
うまくいかないと。
たしかに、あるお店でヒットしたからと言って
同じ商品を仕入れて販売しても、
思うように売上があがっていない、
というケースはよくあることですよね。
さて、 ベリーズのクラフト販売では、
この「道」をどう定義するか・・。
一度頭を整理して改めて考えてみます!