先日、友人と話していたら、


フェアトレードって、

商品の質から考えると、

見合った値段とは言えないような

高い値段がついているけど、

我慢して買ってあげてください!


ってイメージだと言われてしまいました。



だからなんだかあんまりフェアトレード

とアピールされているような商品は好きではない。


という意見でした。



たしかに、日本は高品質のものを、

安価に生産することに血眼になり、

日夜激しい競争を続けています。


そこで、彼女のような意見を持つ人が

案外日本には多いのかもしれません。



たしかに、途上国支援のために、

というものを主眼にしたトレードって、

どこかいびつな気がします。



商品は気に入って買うのが一番!

ショッピングは、ボランティアが主目的ではないのでは?



ベリーズから商品を輸入して販売しています、

というと、


フェアトレードですか?」


と質問されるのですが、正直なところ、

フェアトレードの定義がよくわかりません。



たしかに、生産者と間にベリーズ在住の日本人を介してですが、

直接やりとりし、不当な値段では購入していません。


ただ、途上国の生活を支援することを第一の目的ともしていません。



通常の輸入同様、

あくまで商品を気に入って、

日本で手に入らないもので、

希少なものだから、日本の皆様にご紹介したい!


ということで仕入れています。



例えば、世界遺産の海で取れる

貝やサンゴを職人たちが加工したパーツ。


こんなきれいで優しい色は

どんな技術を持ってしても人工では作れません。


カリブへ行こう!!


ただ、もちろん私が仕入ることで、

ベリーズ生産者が潤うのは望ましいこと。



気に入った商品を買っただけなのに、

実は国際貢献していたなんて、

消費者にとってはうれしいですよね。



そして、日本の厳しい消費者を満足させられるよう、

商品の質に対して厳しい要求をすることで、

ベリーズの職人たちの技術向上につながることを

切に願っています。



職人たちの間を取り持ってくれている、

ベリーズPRプロダクションの代表を務める

友人がブログで、とっても素敵な考えを書いていました。


http://belize.livedoor.biz/archives/52287266.html



ベリーズコレクションを発表予定の

デザイナー Natsukoさんも日々悩んで成長されています。


http://www.amanatsudori.com/archives/2009/02/26010601.php



私も悩んで、学んで、

日本人が途上国を支援する、

なんて”上から目線”ではなく、

双方で対等な関係でビジネスして行きたいと思います!