日経おとなのOFF編集長、
尾島さんのコラムを読みました。
このコラムですごく勉強になるなぁ、
と思ったのでご紹介します。
現在発売中の「日経おとなのOFF」は、
日本の宿大賞という特集だそうです。
この特集で、美食部門で大賞になったのは、
「郷土料理の宿 さんなみ」
というところだそうです。
こちらは、1日3組限定、
能登半島の伝統食が味わえるそうです。
その一方で、露天風呂は温泉ではなく、
お部屋も質素。
まさに、おいしい料理のための宿。
余計なものを削り、
そこにしかない、ただ一つのもので勝負する。
こんな宿が支持を集めた、
というのは注目すべきことですよね!
旅行の魅力はそこにしかないものを、
存分に味わい、非日常を楽しむこと。
豪華な食事や、空調の完璧なホテルなんて、
日本にはいくらでもあります。
そんなものは、日常ですから、
海外旅行で求めるものではないと私は思っています。
カリブの知られざる楽園ベリーズには、
高層ビルや、1食数万円もするようなコース料理、
贅沢をつくしたエステなどはありません。
でも、そんなものなくてもいいと思います。
世界遺産の美しい自然と、
音楽と踊りをこよなく愛す、
人懐っこいベリージアンが魅力なのですから。
「足し算」をするばかりで、
個性のない観光地にならないことを祈ります!