2008年6月6日金曜日の
新潟日報という新聞を読んでいたら、
「燻るということ」という題名で、
春日武彦さんのコラムが掲載されていました。
ちょうど私がカリブの国ベリーズで感じたことが、
うまく自尊心という言葉で表現されていたので、
ぜひともご紹介したいと思います。
自尊心とは、
「自分を肯定し、自分をかけがえのない存在であると思うと同時に、他人の存在もまたかけがえがないと想像することのできる精神である。」
と春日さんは定義しています。
そして、
「自分と他人とは違う、自分だけが優れているといった考えに囚われたとき、人は孤立する。」
とおっしゃっています。
ベリーズ人はこの春日さんのおっしゃる
自尊心が強いのだと思います。
ベリーズには色々な人種や民族がいますが、
争うこともなく、仲良く暮らしています。
これが可能なのは、彼らが自分たちに
誇りを持っているからだと思っています。
自分たちに誇りを持っているから、
他も同じように誇りを持っていると想像できる。
自分たちだけが優れているという考えに囚われないので、
孤立することがないのです!
自尊心
自分が嫌だと思うことは
他人にはしなくなるといった姿勢を導き出す
と春日さんは書いています。
その通りだと思いませんか?