フェアトレードイベントの感想その3!
昨年から始めた”カリブの知られざる楽園”ベリーズからの
アクセサリーや雑貨のフェアトレード。
まだまだ課題が山積みです。
たとえば、
★ デザイン性と質の向上
★ 価格とコスト
★ 販売チャネル
★ 広告
★ 物流
などなど。
どうやって解決していこう・・。
ワークショップの後に、ピープルツリーでデザインを担当されている、
タチバナさんにずうずうしく話しかけ、いろいろと質問させて頂きました。
Q:デザインは日本でするのか?
現地のものをそのまま購入することもあるが、
基本的には日本でデザインしたものを生産してもらう。
Q:どのように生産者にデザインを伝えるのか?
現地に数日間滞在して依頼する。
ただ、数日間の滞在で、注文したものをきちんと作ってもらうのは、
これまでの長い取引がなければ難しい。
Q:デザインとは異なる製品ができてくることはないのか?
多々ある。
その場合、生産者はダメな理由を分かっていない。
根気よく、ダメな理由を伝えていくことが大事。
Q:生産者はアクセサリーの金具などのパーツをどのように手に入れるのか?
日本からは送っていない。
現地の生産者まかせ。
複数の国と取引しているが、たいていの国は自国で生産できない。
大半は中国からの輸入に頼っている様子。
大変参考になりました。
やはり長く取引することで解決するしかないみたいですね。
私は、ベリーズで一番の都市であるベリーズシティの生産者と、
マヤ民族の昔ながらの暮らしを続けており、
電気もガスも水道もない村の女性グループ
から製品を輸入しています。
彼らと良好な関係をつづけ、1歩1歩進んでいきます。