フェアトレードイベントに参加した感想その2!
中央大学の教授でもあり、ジャパンタイムズシニア環境コラムニストでもある、
スティーヴン・ヘッセ氏のワークショップに参加しました。
英語で話そう!「エコロジー+フェアトレード」
というものです。
彼は、かなり前からイベントを主催しているピープルツリーとは関係があるらしく、
イベントのオープニング挨拶もされていました。
オープニング挨拶で、初めて聞くことばがありました。
ディーセント・ワークという言葉です。
ご存じでしたか?
厚生労働省によると、
ディーセント・ワークとは、人々が働きながら生活している間に抱く願望、すなわち、
(1) 働く機会があり、持続可能な生計に足る収入が得られること
(2) 労働三権などの働く上での権利が確保され、職場で発言が行いやすく、それが認められること
(3) 家庭生活と職業生活が両立でき、安全な職場環境や雇用保険、医療・年金制度などのセーフティーネットが確保され、自己の鍛錬もできること
(4) 公正な扱い、男女平等な扱いを受けること
ということみたいです。
ディーセントとは、日本語に訳しにくいのですが、
安全でほこりをもてるような、人間らしいというような意味のようです。
なるほど。
働くのだから、当然のことですから、改めて言うまでもないとおもうのですが、
これが当然ではない人たちがいます。
ということで、
フェアトレードなんですね。
ワークショップでは、英語がぺらぺらな人ばかり。
大学4年生だという男性もきれいな発音で、流暢に話します。
もちろんファシリテーターを務めているピープルツリーのスタッフは、
英語で冗談が言い合えるほどのレベル。
私もがんばらないと。
イベントに参加して気がついたのですが、
今年のフェアトレードデイのテーマが「フェアトレード+エコロジー」
ということもありますが、環境問題への関心の高さも感じました。
やはり、日本のことだけではなく、地球のこと・国際的なことに関心がある人は、
エコに関心が高いのだなぁと感じました。
日本にいると、オーガニックコットンではないコットンを栽培する農薬で、
環境にも生産者の健康に悪影響がある、なんて考えることもないですから。
そして、国際的なことに関心がある場合、
日本語以外の言語を話せることが必須。
私も、今後、もっともっとベリーズのNGOを広げていきたいのだから、
英語をもっともっと勉強しようと思います。
≪参考情報≫
厚生労働省のサイト
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kokusaigyomu/about_decentwork.html