Sリーグは前半戦を終了して46勝43敗の4位で終了した。

この日、張本監督は都内球団事務所にて前半戦の報告とオフの補強に向けて、

オーナー、スカウト、編成と話し合った。

張本監督は報道陣に

「そんな重要な話はしていないよ。

前半戦はリアーノの打撃に尽きるね。 投手陣の崩壊に、打者の不調を一人で埋めてくれたよね。

当初は、足の速い、中距離砲の報告を受けて獲得したんだけど、今季のキャンプで

体が去年の倍ぐらい太くなってびっくりしたけど、心配いらなかったね。

後半戦は全員野球で逆転優勝を目指します。」
世田谷キングダムは第8節を終了して4位とつけているが、

盛岡に開幕から8連敗と不安定な戦いが続いている。

その中で1番の悩みの種が昨年前半のMVPの澤嵜だ。

打率が1割にも満たない悩める大砲は、早出特打ちを繰り返しているので

来節以降は期待だが、張本監督は厳しい目でみている。

「澤嵜の長打力はリーグ制覇のために無くてはならないが、

リーグ戦は真剣勝負の場。

それは調整に使わせるほど、余裕のあるチーム状況じゃない。

来節以降、ダメなら下で調整してもらうしかない。」

眠れる大砲ははたして目覚めるのか?

世田谷はファン感謝祭を行い、退任した広川元監督の退任挨拶を行った。


広川氏「私が就任した当初はチームはどんぞこの状態でした。

それを選手たちが懸命に努力してくれました。

それが去年のAクラスにつなぎました。

おそらく来シーズン、私が指揮したら選手は現状のままです。

一方の後任の張本監督には、選手時代、

入団から引退まで一線にいた経験と知識があります。

これは今後の世田谷キングダムの選手たち、フロントに

植え込んでいただきたい所存でございます。

選手のみんな、こんなヘボ監督にAクラスにしてくれてありがとう。

ファンのみなさん、こんな私に声援をありがとうございました。」

世田谷球団をAクラスに導いた名称は星名選手会長から花束を受け取り、

その後、選手たちに胴上げされた。


今後は球団アドバイザーに就任する予定である。

広川監督

42年度 56勝84敗0分 .400 5位
43年度 59勝80敗1分 .424 5位
44年度 49勝90敗1分 .353 5位
45年度 71勝67敗2分 .514 5位
46年度 72勝67敗1分 .518 3位
通算  307勝388敗5分 .442