「次、俺の番な… 絶対に飛びだすなよ…!」








「いや、飛び出し方のクセがすごい!!」


ゲームの樽から弾け出たのは、人形ではなく……なんとド迫力の本物の海賊!? 








「えー、突然の来訪、誠にありがとうございます。えー、どうぞ、お茶とおまんじゅうです。あの…決して、背後から刀で刺したりはしませんので、ご安心を…。」


「ラム酒じゃなくて…茶か?…しかも、この白い丸いものは、爆弾じゃなくて甘いのか?」





世紀の異文化交流は、静かな緊張感の中で進んでいきました。 




 【黒ひげの手記】 ​

「8月23日。突然の衝撃とともに、ワシは長年閉じ込められていた黒い樽から空高く打ち上げられた。 ​

目が覚めると、そこは畳と呼ばれる緑の床の上。 

目の前には、人間よりも遥かに小さく、なぜか服を着た3匹の毛むくじゃらな生き物が座っていた。 ​

彼らはワシに『緑色の温かい液体』と『あんこの入った白い塊』を差し出してきた。 

ワシの命を狙う刺客かと思ったが、どうやらただの親切な家主らしい。 ​

ただ…両側のチワワが、ワシが一口飲むたびに『グッ…』と息をのむのはやめてほしい。毒が入っているのかと疑ってしまうではないか。 

あと、正座で足の痺れが限界だ。助けてくれ。」