事例としては歯医者さんのお話です。

歯医者さんのお話なのですが、

ご自身に置き換えて考えてみてくださいね。


まず、前提として、

マーケティングのことを考えていない歯科医院がとても多いです。


おじいちゃんの代からその場所で歯医者さんをやっていて、

地盤がしっかりしているので放っておいても患者さんが来る。


というような歯医者さんは別としても、

現在は歯科医院が増えすぎていますので、

やはり差別化というものが必要になってきます。


歯科医の収入格差なんて話も良く聞くようになってきましたよね。



さて、

歯科には保険治療と保険外治療(自費治療)があります。

言い方は悪いですが、保険外治療の方が儲かるわけです。


虫歯治療などの保険治療を中心にやっていては、

中々歯科医院の売上は向上しないようです。

(それこそ、地盤がしっかりしててひっきりなしに患者さんが来るような

 代々続いている歯医者さんくらいです。)


ですので、多くの歯科医院では保険外治療の集客をおこないたいのが実情です。

が、中々集客がうまくいかず、患者さんを集めることができません。


全国の歯科医院の数はコンビニよりも多いと言われています。

(ついでですが美容院もコンビニより多いです。)


これだけでも競争が激しいことが分かりますよね。


更に、歯科も医療です。

医療には広告規制があります。


詳しいことは省きますが、

医療法で定められた事項以外は原則として広告が出せないのです。


そのような中でマーケティングを考えなければいけません。


これではマーケティングの専門家でない歯医者さんが

苦戦を強いられるのも分かります。


しかし、実は歯科医院にはマーケティングをおこなう上で、

1つとても優位な点があるんです。


何かと言うと、マーケティングの効果測定についてです。

歯科医院は効果測定がとても実施し易いのです。


理由は、100%に近い確率でアンケート回収ができるということです。


マーケティング施策の効果測定は必ず数字で見ます。

施策の実行前と実行後の数字を収集し、比べることで、

効果が出たのか出なかったのかを判断するのです。


この、数字の収集がクセモノです。

営業しているだけで取れる数字ならば簡単なのですが、

時にはアンケートなどで実際にお客様の声を取る必要があります。


アンケートの回収は結構大変です。

これをおこなわないと効果が測定できないので

気合いを入れて回収するものなのですが、

気合いが歯科医院には必要ありません。


歯科医院は初めての来院時に必ず問診票を取ります。

この問診票にちょいと取りたいデータについての

設問を書いておけば良いのです。


可愛い歯科助手のお姉さんに、

「全項目ちゃんと書いて下さいね。」

と言われれば、男性は必ず書きます(笑)

(女性は元々アンケートなどはしっかり書いてくれる傾向が高いです。)


これって実はすごい有利な点なんです。

飲食店ではアンケート回収にかなりの労力を使います。


あとは、どんなマーケティングをして行くかですね。

これは地域や得意なサービスによって変わります。


ポイントは、

 ・誰が見ても価値が分かること

 ・ターゲット層の目に触れること

この2つです。


歯科医院の場合は、

 ・メリットとデメリット

これについても記述したいですね。


この治療の良いところはこんな所です。

逆に、このようなリスクもあります。


と、治療についての情報を包み隠さず書くことが

消費者の信頼へと繋がります。


他院より優れている点も紹介したいものです。

しかし、前述の広告規制により比較広告は出せないので、

広告にならない方法を考える必要があります。


お客様の声などが使えますね。



と、色々とテクニックはありますが、

歯科医院にとって一番重要なことはなんでしょうか?


僕は、

 ・治療の腕

 ・通う回数

この2つだと思っています。


この2つが他の歯科医院よりも優れているとか、

または少し違った切り口で治療にあたっているとか、

そういったことを突き詰めていく必要があります。


基本的なサービスの質を高めていくことですね。


マーケティングとは、そうやって努力して高めたことを

「効率的に知ってもらう」ためのテクニックです。


あくまでも、本質的なサービスの質を高めなければ、

どんなにマーケティングに頼ってもお客さんは居着いてくれませんからね。




「他の医院に行くよりも、自分の医院に来て貰った方が絶対に患者さんのためになるのに!」


そのくらい強く思えて、根拠があるのであれば、

ほんの少し、マーケティングに力を入れることで

未来の売上がグッと変わるかもしれません。