訪ねていただきありがとうございます。
今回は50回目の節目となりますので、特にオススメの「HUNTER×HUNTER」(冨樫義博)です。
まずは、「ぜひ、再開を」と声を大にします。36巻まで出ていますが、連載が止まっています。アニメにもなっています。
主人公の少年が父に憧れて、さまざまな特権を持つ「ハンター」を目指し、ハンターになった後、壮大な事件に遭遇する物語です。
展開の軸となる「バトル」の設定が面白いです。登場人物は「念」というエネルギーを使いますが、「制約を課すことで力が増す」といった一筋縄ではない「強さ」の構成が魅力的です。
「世界」の設定も面白い。「ゲームの中」、「独裁国家」、「大型船の中」。こう書くと陳腐ですが、まったく新しい空間を感じられます。
一番は「緊張感」ですね。主人公が相対する敵の強さや置かれた状況の危機感の表現は、まさに「ドキドキ」します。