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前回に引き続き、このテーマで記事を書きます。

前回はジャニーズ事務所は、関ジャニ∞をお笑い芸人の面白さと、従来のアイドルのカッコよさや可愛さを兼ね備えた新しい製品(アイドル)を創ることによって、新しい市場を作っているのではないかと書きました。

マーケティングにおいては、新しい製品を開発して市場に投入する前にテストを行います。いわゆるテストマーケティングです。新しい製品の評判はもちろん、ターゲットとしている顧客層にどのように受け入れられるかを調べ、テストデータを分析して、さらに製品の完成度を高めてから本格的に市場に投入します

関ジャニにおいても、テストマーケティングが行われています。実は関ジャニの前に面白くてかわいいアイドルは、すでに市場で存在しています。それは誰でしょう?


お分かりの方も多いと思います。そうです、Kinki-Kidsです。彼らはデビュー直後は正統派アイドルでしたが、吉田拓郎氏が初めてテレビのバラエティー番組にレギュラー出演した「LOVE LOVEあいしてる」でのレギュラーのアーチストやゲストとの掛け合いの面白さがウケて、新しいファンを獲得していきました

この時、関西人ならでは面白さに目を付けたジャニーズ事務所は、関西ジャニーズを作り、今の関ジャニのメンバーが集まりました。そして、彼らが売れるかどうかのテストマーケティングを行いました

関西ローカルの番組に出演させたり、大阪の松竹座でミュージカルに出演させて市場での反応を見ながら少しずつ売り出していきました。その状況を確認しつつ錦戸、内の二人をNEWSとしても売り出し、個々の商品価値を上げながらテストマーケティングを行い、グループ結成から2年後に関西限定シングル「浪速いろは節」でCDデビュー。関西においては受け入れ始めましたが、なかなか全国に一気に人気が広がっていきませんでした。

長くなりましたので、今日はここまでにします。
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