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前回に続いて、関ジャニ∞を例に記事を書いていきます。

私が久し振りに、このテーマで記事を書こうと思ったのは、関ジャニの売り出し方が今までのジャニーズはもちろん、過去からのアイドルグルーブ全体を見回してみても異例のパターンだからです。

前回も書きましたが、関ジャニはグループデビューから12年経過した、ベテラングループのひとつですが7人(もともと8人でした)の中では、大倉忠義、錦戸亮、村上信五の三人を除けば、全国的にはあまり知られていませんでした。ところが今年は急に露出が増えて、残りのメンバーも顔と名前が知られてきています。

もちろんジャニーズは、今までのパターンでのアイドルに力を入れています。特に今年は、Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)に力を入れていますが、それ以上に関ジャニに力を入れているように思います。

こういう風に市場に一定のシェアを持っているけど、そのままでは市場から消えていく恐れがあるものをテコ入れして、市場シャアを高めることはどの製品市場においてもよくあります。たとえば、家電製品ではテレビは一家一台から、子供部屋に普及させ、今では携帯電話にもテレビがついています。

このような場合には、製品の機能を高めるのはもちろんですが、それだけではなく市場を作らなければ売れません市場を作るには、ニーズを喚起する必要があります。

各部屋にテレビが欲しいというニーズ(小型テレビ)、もっと大きな画面で見たいというニーズ(大画面)、キレイな画質で観てみたいというニーズ(デジタル→、いつでもどこでもテレビが観たいというニーズ(携帯電話)というように潜在しているニーズを顕在化させて、市場を作ります


アイドル市場は少子化により、今までの様に少女達をターゲットにしていると市場は縮小していきます。そこでアイドルの市場を拡げる必要があるのです。今は女性の社会進出により、専業主婦は減って働く女性が増えているので、自分の自由にお金を使える女性をターゲットにするのは自然の流れです

ジャニーズ事務所も当然その事は分かっていて、嵐やKAT-TUN、NEWSなどを育てていたのですが、不祥事や素行不良などで嵐以外は事実上解散状態です。幸い、関ジャニも一人減らしましたが関ジャニ自体がそれほどの人気ではなったため対して問題にはなっていません。

そして今のお笑い芸人で人気がある人は結構イケメンが多いです。という事は面白いイケメンという市場があるという事です。そこで関ジャニの出番なのです。関ジャニはジャニーズタレントですから当然イケメンで、しかも関西人ならではのボケと突っ込みが身についています。

面白いイケメングループ、関ジャニは今後のジャニーズの商品パターンとして完成させようとしていると私は思っています。

この続きは、次回書きます。長文をご覧いただき、有り難うございました。