このブログをご覧いただき、有難うございます。今日もまた、マニアックになりますが(笑)、良かったらご覧いただけたら幸いです。予め言っておきますが、私は決してSMAPファンではありません。ちなみに私は、NHKのNW24の橋本アナウンサーと、ニューウォッチ9の井上あさひアナウンサーのファンです(笑)。


私が考えるアイドルユニットの完成形が「SMAP」というのは、今まで何度か書いてきました。その理由として、いくつかあります。その一つは、商品のバラエティです。SMAPの5人はそれぞれに個性があります。例を挙げれば、おでんには卵、こんにゃく、がんもどき、じゃがいも、大根などがあります。それぞれに美味しいし、おでんとしてなくてはならないものです


でも、おでんも、どこのおでんも美味しい訳ではありません。それぞれに美味しい具をそろえていて初めて、ここのおでんは美味しいといわれるようになるのです。言わば、SMAPは熟成された具が揃っているおでんのようなものです


また。SMAPは社会の変化にうまく対応した販売戦略で、売り続けています。

ジャニーズの市場導入は、まずドラマに出演させることから始まりますが、市場にしっかり侵透し個々の商品力を高め、それぞれの人気が高まった時にユニットとして売り出し、またそれぞれにソロで個性を活かした露出によって、ユニットとしての商品価値も高める。


そして何より、世の中の常識を変化させました。かつて、アイドルに憧れるファンは一定の年齢になれば、アイドルから卒業していきましたが、SMAPはバラエティやドラマに継続的に出続けることで、個々にファンの目の前にいつでも現れ、ファンを卒業させないで、ファンであり続けさせていきました


例えれば、若い頃好きだった食べ物を、少しずつ味付けを変えながらも味覚の変化に対応し、それは若い人が食べるものだという固定観念を持たせないようにしたのです。


そしてユニットとしてのバラエティ番組を持つことで、個々の商品がSMAPであることを訴求し続ける。それにより、ある程度の年齢になっても「SMAPのファンです!」と言ってもおかしくない商品として完成して行ったのです


そして、この成功例はTOKIOに、嵐に活かされています。もう一歩のところまで行っていたのがV6ですが、メンバーの個性が少し足りずにユニットとしては理想形には届きませんでした。


これは直接会ったわけではないので分かりませんが、成功しているユニットのメンバーは相当な努力をして商品力を高めているからだと思います。もう一歩のところで、落ちて行った人たちはどこかに油断や驕りがあったのではないでしょうか?


商品は市場のニーズの変化に応じて商品自体の魅力を高めていかねば売れ続けることができません。V6では岡田准一くん、イノッチは今売れっ子です。彼らは、それぞれに自分の個性を活かして行くための努力をして行ったのでないかと思います。


嵐に続く完成品のユニットは、果たしてどのグループになるのでしょうね?


長文をご覧いただきありがとうございました。