Twitterの方で、CRESTさんがボールの風邪の治し方について投稿した所、結構知りたい方が多かったので、このブログで書かせて頂きます。
今回の内容は、CRESTさんから教わったやり方を纏めました。
自分はボール歴4年の素人ですが、この内容は、CRESTさんに目を通して頂いてから投稿してますので、安心してご覧下さい。
また、これはあくまで風邪の場合です。
ウイルス性の場合は当てはまりません。
抗生物質を使った方が良い場合もあるので、その場合は獣医さんに相談して下さい。
初期症状ではまだ泡は出ていません。
ボールの喉元がカエルの様にゴロゴロしていたり、プクッと膨らんだりしたらすぐに対応して下さい。
また、見た目は普通でも、持った時に変な呼吸音を出したりもします。
たまたま水の中に入っててプーって音が出る場合もありますが、水入れに入ってた形跡もないのに音が出た場合は、怪しいと思った方が無難です。
ここまでなら画像の様にパネルヒーターを追加して少し温めてあげれば、早い場合だと次の日には治ってしまう事もあります。
繁殖シーズンを除き、基本ボールの飼育はざっくり30度キープと思って下さい。
風邪を引かせてしまう人は25度〜26度の方が多いです。
30度を下回らない方が体調を壊しにくいです。
泡が出る前に気付けるかが最大のポイントだと思います。
症状が進行してから気付く事が多いと思いますが、口の周りに膿が付く程重症化すると助からない事が多いそうです。
泡が出てしまっている場合は、口の中を洗浄します。
水道などで直接洗う場合、ボールが水を大量に飲み込んでしまうと死んでしまう場合がある為、注意して下さい。
泡は出てても口内が綺麗な場合は、プラケースに32度位のぬるま湯を溜めて、その中にボールを入れ、口先をちょんと触ると顔を水中に引っ込めるので、その時に口の中を多少洗えます。
それを何回か繰り返せば、泡も綺麗に流れます。
ボールのサイズに合ったプラケースを用意して下さい。
モデルは健康体です。
口内に膿が溜まっている場合は、薄めたイソジンを綿棒に付けて取ってあげて下さい。
こちらも健康体ですが、自分の場合は、画像の様に顔を軽く抑え、綿棒を横向きにして口を開いて指で固定します。
そのまま膿を綿棒で絡め取り、仕上げにシャワーで直接口内を洗い流して終了です。
メスのフルアダルトなど、1人では難しい方は誰かに手伝って貰えば楽です。
それから水は毎日替えてあげて下さい。
ケージやタブの内側も汚れるので、なるべく清潔な環境を維持するのが重要です。
当然の事ですが、風邪個体に触れた際は、健康個体には一切触れない様にして下さい。
風邪個体のメンテは1番最後にしたり、使い捨ての手袋を使用するなど、その辺は自分のやり方で良いと思います。
自分の場合、まず風邪個体のメンテを終わらせたら、風呂に入りリセットします。
その時に、風呂場で風邪個体に使っている水入れなどを台所洗剤でゴシゴシ洗い、ハイターに付けておきます。
以上です。
早期発見が出来ればほぼ治せますので、常日頃からよく観察し、少しでもおかしいと思ったらすぐ対応してあげて下さい。