高齢ボクサーの戦い | No Tattoo, No Life!

高齢ボクサーの戦い

かつて、ヘビー級黄金時代をマイク・タイソンと築き上げた、
(タイソンに耳噛み切られた。)イベンダー・ホリフィールド。現在46歳。

No Tattoo, No Life!-ホリフィールド
ホリフィールド

年間マッチ数は明らかに減ったものの、いまだに彼は戦い続けている。
去年の暮れにニコライ・ワルーエフの持つWBAタイトルにも挑戦し、
12R戦い続けた結果2-0(MD)で落としてしまう。
このときのジャッジ採点は、112-116、114-115でワルーエフが二人。114-114のドローが一人。

そして、彼の戦いの日がまた近づく。



7月26日。

エチオピアの”KNOCK OUT ARTIST”サミー・レッタとエチオピアで行われる。




西澤ヨシノリ、43歳。
日本では数少ない重量級選手の一人。
彼もまた、その戦いの日は近い。

No Tattoo, No Life!-西澤 ヨシノリ
OPBF王者時代の西澤(当時40歳)

40歳でOPBFライトヘビーを1RKOで獲った西澤。
翌年の防衛戦でタイトルを落としてしまい、JBCの引退勧告により引退する。
その後、海外進出して今も戦い続ける。
彼の次なる挑戦は、WBO。当然JBC未公認団体である。

7月18日 豪州
WBOオリエンタル クルーザー級王座決定戦
西澤 ヨシノリ(Yoshinori Nishizawa) vs. ジョニー・ウォーカー(Jonny Walker)




そして、この中では一番若い(それでも40才。苦笑)、ロイ・ジョーンズJr。
彼もまた高齢ながら衰えをみせない一人。

Jones-Lacy Presser! - FightNews

No Tattoo, No Life!-ロイ・ジョーンズJr
プレスリリース。ロイ・ジョーンズJr(右)
レイシーがキャプテン・フックのコスプレなのは、彼の異名”Left Hook”から。


8月15日 アメリカ
ノンタイトル 12回戦
ロイ・ジョーンズJr(Roy Jones Jr) vs. ジェフ・レイシー(Jeff Lacy)





世界中のさまざまな国で、高齢のボクサーが増えている。
JBC規定では37歳まで。現実一般社会ではまだまだこれからな年齢だ。
これもそろそろ見直さなくてはいけないのかと思ってしまう部分もある反面、
やはり高齢ボクサーには危険が伴うということも考慮しなくてはならない。

上で取り上げたボクサーは世界中の高齢ボクサーのごく一部でしかなく、
さらに言わせてもらえば、彼らはそれなりのヘルスチェックをパスしているからこそ、
リングに今だ立ち続けるのだと思う。


あのウィラポンもまだリングに立っている。
彼は、また別の理由があったりもするが、その理由が理由なだけに、
メンタルな部分を保ち続けるのも大変そうだ。

(理由が知りたい方は、バンコク愚連隊さんのブログを読むと判りますよ。)

マイク・タイソン復帰の噂まである、現在のボクシング界である。
もう(良くも悪くも)何が起こっても可笑しくないのだ。

これから先、このボクサー高齢者問題は、いろいろと議論をかもし出すだろう。




しかし、彼らを止められるのは、誰でもない彼ら自身である。




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