折角なんで長めに書いちゃいますよ!!

いやー凄いですね。
釣り船にのってた客の証言(リンクあるよ)

大型船舶がドリフトしてますよ!!
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■海上自衛隊輸送艦「おおすみ」のスペック
全長:178.0m
全幅:25.8m
深さ:17.0m
吃水:6.0m
重量:8,900 t(正式には排水量)
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上記スペックのサイズは分かり安くいうと
大規模タンカークラスのでかさです。
石油タンカーなんかを思い浮かべてくれればいいです。

そのサイズの旋回能力なんてたかが知れてます。
通常航行時に、発表の図の通り急旋回したら転覆しかねない。
一般常識がある方なら、想像するだけで分かるレベルですね。

どうやらマスコミの方には一般常識が無いらしい

ま、自衛隊が嫌いなんですかね?あたごの時もそうでしたし。
ちなみに刑事訴訟で、あたご側が無罪になってます。
哨戒に不注意があったものの避ける責務はぶつかった側にあるとのこと。

今回の場合は、どうでしょうか?

関係者の証言と、自衛隊の証言の食い違いがあります。
マスコミの偏向報道なのでバイアスが掛かりすぎてますが…

マスコミの報道では、警笛を2回鳴らしていたと
陸の人が証言していることになっています。
左転針中(短音を2回)という航路を取るという
ウィンカーみたいなもんですね。

さて、実際はどうだったのでしょうか?
「おおすみ」は、自動船舶識別装置をONにしていたようです。
航路を地図に乗っけれる優れもので↓になります。

おおすみの航路

ネットからの拾い物ですんでアレですがw
詳しくはコチラのサイトから拾えるらしいです。
ホントかどーかは謎です

おおすみの進路を見てみると、
船の向きは外海に出ようとしている形になります。
拡大すると船の向きがなんとなーく分かります。

猪子島のあたりで旋回していますが、これは救助行動時のもの。

その後、東側にずれた航路で航行を再開。
救助行動前の航路に戻った事がわかります。
また、関係者の証言どおり左に舵を切った場合

猪子島に突っ込む形になるので
確実に座礁するルートを選ぶ事になります。


実際の航路も、左に曲がって無ければ、
実際に左に曲がったら死亡フラグが立つわけです。
現実味が全く無い事が良く分かります。
また、自衛隊の証言では、警笛を5回鳴らしたとしています。

疑問信号:他船との衝突が危ぶまれるのに
他船の意図や動作が理解できない時:単音5回

5回の場合は、普通に警告です。

さて、どっちが正しいんでしょうかね?
法廷で結果が出てもマスコミはサラッと報道するんでしょうね。
一般常識ある人なら簡単に分かることですがw

因みに、一般常識がある方が解説しているツイートまとめが
あるので紹介しておきます。

マスコミ報道よりも腑に落ちる自衛艦おおすみと漁船の衝突事故の検証(リンクだよ)

まぁ、正反対になるのは当たり前なんですけどね。
因みに、マスコミ報道のような急旋回は
停船中の微速前進でなければ、漁船でも転覆します。

嘘だと思う方は、4tトラックでも借りて実験してみてください。
確実に横転しますから。死にたい方は是非どうぞ。
船はドリフトできないんで、そこんとこは注意ですよ。