本日の学びは、夢の記憶と明晰夢です。



明晰夢とは?



現在、夢を見ている事を認識し、夢の中で自分の意思をもって行動する夢の事です。





たいていの方は、経験した事があると思います。
そう、私も経験した事があります。



例えば、自分が空を飛んでいる事に気付き、
「これは夢だな!」
自由に飛んでみようと、夢の中で自分を操作します、この状態が明晰夢です。
※個人差はあると思いますが、私の場合なかなか思い通り動く事ができません?



夢を操作する意識が、高まると自然と目が覚めてしまいます。




明晰夢を見ている時は、どのような状態なのでしょうか?
※今回は、明晰夢ついて分析してみましょう。




その前に、前回の見た夢を忘れない方法を実施後の結果をご報告します。



実施後から明らかに、夢を記憶する確率が上がり、1週間のうち2.3日は、内容が記憶できた夢を見る事ができました。
※断片的なキーワードが、少し残る様な夢をカウントすると、ほぼ毎日記憶に残る夢を見れています。



その①で、紹介した〔自己暗示〕の効果が出ていると思われる事例を1件紹介します。



見た夢を忘れない方法を実践した初日に、興味深い夢をみました、今回のテーマでもある明晰夢です。 寝る前の自己暗示の中に、夢の中での日時を調べたいと考え眠りについたのですが、夢の中でその事を思い出したのか夢の登場人物に、「今日は何月何日?」と訪ねる夢をみました。 訪ねた女性がいつの間にか見知らぬおばあさんに変わり、夢の内容も別の物になった為日時の特定は出来ませんでしたが、寝る前の思考が夢の中に出てくるという、面白い体験ができました。

※夢の中で、夢と認識して質問をした感じではなかったので、明晰夢と呼べるかは?ですが、自己暗示による潜在意識下の記憶が夢に影響を与える事は確かです。





明晰夢のメカニズム?



明晰夢の状態は、夢の中での行動を自分で操作している事から、脳が起きている状態の浅い睡眠〔レム睡眠〕中と考えられます。



そして私が、今まで見た明晰夢の共通点を探してみました。
※夢の状態は、かなり個人差がありそうですので、参考程度に!



①内容を細かい所まで記憶できている。

②途中で目覚める。

③あまり思いどうりにならない。



①の内容を記憶と、②の途中で目覚める所ですが、目覚めたあと時間が経過しても、内容を細かい所まで記憶できているという事は、短期記憶から長期記憶へ移行されており、つまり海馬が起きていると考えられ、脳の状態としては、ほぼ起きている時に近い状態なのでは?と思います。
だから、夢を細かくコントロールしようとすれば目が覚めてしまいます。
※夢の中で目覚めている?



逆に③の様に、夢と認識しながらもうまくコントロール出来ない方が、長く夢の中にいるイメージがします。
その結果、夢を認識している事を忘れ、普通の夢に戻ってしまえば、かすかに覚えている位の夢になってしまいます。
※夢の中で目覚めて、もう一度眠りに?





明晰夢のメカニズム(Wikipedia引用)

脳内において思考・意識・長期記憶などに関わる前頭葉等が、海馬などと連携し、覚醒時に入力された情報を整理する前段階(夢)において、前頭葉が半覚醒状態の為に起こると考えられ、明晰夢の内容は見ている本人がある程度コントロールしたり、悪夢を自分の望む内容(厳密に言えば無意識的な夢と意識的な想像の中間的な状態)に変えたり、思い通りの事を(実現可能な範囲内で)覚醒時に体験したりすることが可能である。明晰夢を見るには、明晰夢自体は睡眠時に誰にでも起こりうる生理的現象であるが、睡眠時に常に起こるわけではない。どのような条件下で夢を自覚するのかについては特定されていないため、意図的に明晰夢を見る=夢を自覚する確実な方法はない。

※脳内状態を前頭葉や海馬等の難しい言葉で説明されていますが、内容は私が感じている内容とほぼ同じで、寝ているようで起きている状態、または、起きているようで寝ている状態であり、意図的にコントロールする事は困難だという事です。




という事は、意図的に明晰夢を見る事はできないのか?



毎日可能とはいえませんが、レム睡眠時の浅い状態に、今の状態が夢だと認識する事で、通常の夢から明晰夢に移行できるのではないかと思います。





明晰夢を見る方法!




明晰夢を見る為に、可能性の高い方法を色々調べてみましたが、前回の見た夢を忘れない方法と同じ様な内容のものが多く、やはり寝る前の〔自己暗示〕で、明晰夢を見る!と強く意識し眠りに付く事が大切です。



通常の夢と、明晰夢の違いで私が注目している点は、「明晰夢は、内容を細く覚えている」所です。



前回のお話しで、脳内の海馬が、夢の記憶を短期記憶から長期記憶へ移行していると話しましたが、海馬論にあてはめると、明晰夢を見ている状態は海馬が活動している可能性が高く、やはり脳内の状態は目覚めている状態に近いと推測できます。



ここからは、私の仮説になりますが、浅い眠り中に夢である事に気付く事で、眠りから目覚めへ脳の状態が移行し、記憶に残る夢として脳内で長期記憶に記録されます。
明晰夢をコントロールしようという意識が強く働くと、目覚めてしまうのは、この目覚めと眠りの中間状態が目覚めに傾いてしまう為と考えます。



明晰夢を見るために大切なのは?
・夢である事に気付く事。
・中間状態を持続する事。




夢である事に気付くポイント!
夢である事を気付く為に、〔リアリティーチェック〕を行います。 明晰夢を見た事のある人なら分かると思いますが、夢と気付くポイントは、現実ではあり得ない事象や矛盾点を見つけた時「これって、夢の中?」と思う時です。 リアリティーチェックとは、事前の自己暗示の中に夢を確認する動作、行動を決めておくことです。 例えば、周りを見渡し矛盾点を探す、軽くジャンプして飛んで見る、地面をさわってみる等の、自分でインプットした行動を行い違和感があれば夢!の可能性が高まります。



状態を持続するポイント!
明晰夢と気付いたあと、夢の中での意識が高まると眠りから覚めてしまいます。 できるだけ長く明晰夢を見る為には、先ほどの気付く動作とは逆に、コントロールする動作をせず眺める事です。 明晰夢である事を忘れてしまうと夢の記憶も薄くなってしまう為、かなり難しいですが、何度も体験する事で、ある程度のコントロールは出来る様になれます。


※私の現状ですが、明晰夢を見れる率は高まりましたが、コントロールや持続性は、まだまだで夢の中を調査できるレベルではありませんが、可能性は感じられます。



最後に、人が夢を見る為には眠らなければいけませんが眠りとは、生命維持の為に必要な行動であり、夢を見る事にとらわれ過ぎると、健康や精神に異常をきたす可能性もあります。
十分な睡眠を確保しながら、夢を楽しむ事をオススメします。
※私の例ですと、6時間以上睡眠を確保できる時に、夢見るチャレンジを行っています。




それでは皆さんも、良い夢を!



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