聞き慣れない言葉と思いますが、簡単に言うと、人の深層意識が何処かで繋がっているのではないか?偶然の重なりにしては不可思議な事柄に対しての考え方です。
※虫の知らせ等の、後で振り返って見ると、不思議な繋がりを感じる事!
難しそうな内容ですが、心の学びで、心から出た波動が伝わると以前書きましたが、潜在的な心の波動(潜在意識)が、何処か別の場所で繋がっているのではないかと言う事です。
この共時性ですが、皆さんもかなり身近に体験していると思います。
それでは、私の体験事例を数件紹介します。
私が仕事帰りに車を運転中、
「今日は、カレーが食べたいな~」
と思いながら帰宅しました。
すると、玄関を開けると、カレーのいい匂いが、
!!
「今日は、カレーだ~ラッキー!」
ここまではよくある感じのお話ですが、続きがあります。
晩御飯のカレーを食べていた時、息子が、
「俺、今日の晩飯カレーだと思った!」
!!!!
息子いわく、学校の授業中、ふと〔晩飯=カレー〕と頭に思い浮かんだと言います。
カレーを作った妻は何となく、
「今日は、カレーにしようかな?」
という感じだったようです。
ただの偶然と言ってしまえば、それまでですが、皆さんも、案外似たような経験があるのでは?
と思います。
私には、となり町に住んでいる妹がいるのですが、盆休みや正月等、実家への帰省前に、スケジュールを合わすために連絡をとる事が多いのですが、特に用が無い時は、数ヶ月無連絡しない事もあります。
妻との会話の中で、珍しく妹家族の話になって数分後、私の携帯が鳴りました。
「◯◯からや~!」
妹が、近く迄来ていたので、パンを手土産に少し立ち寄ると言う連絡でした。
あと、私の話ではないのですが、先日妻が、職場の同僚とランチ中、その場にいない人の話に、
「◯◯も元気にしてる~!」
と言う話題中に、話題の本人が、突然店内に入って来て、
「あ~!」
「久しぶり、さっき◯◯の話してた所!」
「びっくり!」
結構、このパターンも経験かあるかと思います。
※話題の人が、実は凄く近くにいたパターン。
最後にもう1件、虫の知らせ的な体験談です。
私も結構な年齢ですので、祖父母はすべて他界していますが、5.6年ほどほど前に、祖母の姉にあたる大伯母(おおおば)か亡くなった時の話です。
幼い頃から祖父母よりも、この大伯母には大変お世話になっており、実際の祖母の様な人になりますが、名称は〔ばぁあば〕と呼ばして頂きます。
私の両親とばぁあばは同居していましたが、痴呆の為に施設の方に入っており、年に数回程、会いにいっていました。
年に何度か会いに行くくらいですので、日常の中で、ばぁあばの事を、思い出す日の方が圧倒的に少ないですよね!
ある日、仕事で配達の為に運転中、
「そろそろ、ばぁあばの所に会いに行ってみようかな?」
と頭の中でふと思いました。
配達の時間でしたので、13時過ぎ頃の出来事でした。
その後14時過ぎに、私の母から連絡があり、ばぁあばが亡くなったと知らされました。
私は、母に聞きました、
「ちょっと前に、ばぁあばの顔見に行こうと、思ったとこなんやけど!」
「いつ亡くなったの?」
何となく予想していましたが、母からの返答は、13時過ぎ頃との返答が!
※私の頭にばぁあばが出てきた時間と同じ時間帯です!
最後の事例は、レアな体験かな?と思いますが、他の2件は、日常よくある体験かと思います。
それでは、3つの事例を検証していきましょう。
共時性 検証!
〔カレーライス〕
・登場人物は、〔私・妻・息子〕の3人
・時系列的には、カレーと言うワードを思いついたのは〔息子・妻〕と言う事になります。
※私が、カレーと言うワードを思いついたのは、夕方です。
・〔息子・妻〕のどちらが先かは、正確には分かりませんが、妻の「カレーにしよう」と言う思いつきが、息子の「今日カレーの様な気が?」となったと考えます。
・そして私が、「カレーが食べたいな!」
家族という、小さな集団の中で、〔カレー〕と言うワードが、直接接点の無い中で、伝わっていると考えられます。
妻から息子へ伝わり、私の場合だと、すでに伝わっていた〔カレー〕と言うワードが、夕方の空腹がトリガーとなり、浮き出て来たのかもしれません。
※何処かで、繋がっているというよりは、心の波動が断片的なワードとして、深層意識に届いているが、気付くか?気付かないか?という様な仕組みかもしれません。
〔突然の連絡・遭遇〕
・私と妻が、妹の話をしていた。
・妹が、近くまで来ていたので、電話をかけてきた。
このケースだと、妹が近く迄きたので、家に寄って行こうと思った事が、自宅に居た私達に伝わり、妹の話題になったのだろうか?
それとも発信者と対象者の距離に関係あるのだろうか?
※ランチ中に、話題の人が、その店に現れた事例と合わせて考えると、共通の知人が近くに接近した時に、何か心に感じる物があり、深層意識が刺激された可能性があり、カレーの場合と違い、特定された個人が、対象者を意識した、又は近づいて来たという行為が、関係している可能性が、考えられます。
〔虫の知らせ?〕
最後の体験談ですが、亡くなった時間と、私がばぁあばの事を、思いついた時間が同時刻だったのですが、病院に居た私の両親から、ばぁあばというワードが、私に伝わったのか?
ばぁあば本人から私に伝わったのか?
どちらからかは、分かりませんが、確かに私に伝わり、伝わったからこそ〔ばぁあば〕というワードが、深層意識から浮き出て来て、「顔見に行こうかな」と思い出す事になったと私は思います。
あまりにもタイミングが、重なり過ぎています。
年に数回合う位で、ばぁあばというワードは普段なかなか出てこないにも関わらず・・・です。
不思議ですね!
体験事例を3件紹介しましたが、どの事例も共通している事があります〔情報が断片的で少ない〕事です。
〔カレー・妹・ばぁあば〕、内容等の情報ではなく、ほんの少し、きっかけ程度の情報が、ふと頭に思い浮かぶ感じです。
※断片的でなく、具体的な情報を受ける人が、超能力者?
共時性(シンクロニシティ)という物は、人間の第六感なのかもしれませんね。
はっきりと、説明出来ませんが、人には隠された不思議な力があるのかもしれません!