今回の学びのテーマは、心!
心の善悪とは、どのように作られるのか?
をテーマに、週刊少年ジャンプ掲載中の
〔僕のヒーローアカデミア〕
を題材として説明させて頂きます。
※漫画知らない人には、申し訳ないです。
ヒロアカで、心の解説!
〔僕のヒーローアカデミア〕
少年ジャンプの王道的なバトル漫画のお話ですが、主人公の心と、敵キャラの心が、置かれた環境や捉え方により、全く逆のものとなっています。
緑屋出久 (みどりやいずく)
小さい頃からNo1ヒーロー〔オールマイト〕に憧れヒーローを目指す無個性な少年。
死柄木弔 (しがらきとむら)
幼い頃は、出久の様にヒーローに憧れていたが、家庭環境により歪んだ感情に育つ無個性な少年。
この漫画の世界では、個性(特異能力)の力で戦ったりサポートしたり行うのですが、どちらも無個性(個性無)の少年です。
(善の心)
出久は、オールマイトから個性を継承し、力や意思を受け継ぎ成長します。
(悪の心)
木弔は、悪の指導者オールフォーワンにより育てられます。
漫画のストーリーはさておき、主人公の出久と木弔は善悪、真逆のキャラとなっています。
何故元々は、同じ無個性でヒーローに憧れる少年が真逆の心になってしまったのか?
それは、前回お話した、潜在意識による心の変化です。
元々はお互いに、
「ヒーローって格好いい!」
「僕もなりたい!」
と言う感情だったのだと思いますが、周りの環境や他者からの影響が、その後の心に変化を与えています。
出久は個性無しですが、ヒーローになる為、知識を身に付け、努力し自分が思い描く道に進み、結果オールマイトと出会い、ヒーローのあるべき姿や思想を学ぶ事になります。
木弔は父にヒーローを否定され育ち、自分の思想との葛藤の中絶望し、個性発動後に家族を殺してしまい、その後オールフォーワンに、ヒーロー否定の思想を学ぶ事になります。
置かれた環境で、どの様に感じ、どの様に行動するかで、心の型は潜在意識により変わってしまうのです。
漫画の話で例えましたが、現実の世界でも同様の事はおこります。
置かれた環境や思想は、潜在的に、自分の中に記憶されているのです。
善の心と悪の心?
心の形という物は、人それぞれ違いますが、置かれた環境から受ける影響がもっとも大きいと思います。
まず、一番身近なのが〔家族〕でしょう、そして〔学校・社会〕等の影響を受け、今の自分の心が出来あがっていきます。
※成功、失敗、喜怒哀楽
小さい頃に、両親や学校で、教えてくれる事を、どう理解しどう捉えるかで、その後の思想や行動は変わりますが、両親の考えと、学校の教えって同じ所もあれば、全然違う事もあると思います。
※道徳的な事から、知識や行動。
それが、その後自分の心の形を作るとしたら、
正しい心とはなんでしょうか?
これは、私の持論ですので、別の意見もあるでしょうが、私が思う正しい心とは、自分が信じる物だと考えます!
先程のヒーローアカデミアの話で、出久は善の心で、木弔が悪の心としましたが、それは漫画の設定上であり、どちらが善悪というのは、本来感じ方の問題であり、一般的に多数派の意見が採用されています。
ヒーロー側の意見として、破壊や殺戮を行うヴィランは悪であり、それを防ぎ守る事が正義であるという考え。
※ヴィラン=ヒーローの敵対勢力の総称
ヴィラン側の意見は様々ですが、大まかに言うと自分達の思想が正しく、それを邪魔するヒーローが悪という考え。
どちらも、自分が正しく相手が悪いと言う思想ですが、結果多数派が善で、少数派が悪とされます。
※ヴィランの数、民衆の支持が逆転すれば!ヒーローが悪となります。
何が言いたいかと言うと、人それぞれ自分の考えや、信じる物は違い、その人が思う善悪も違うと言う事です。
私は、ヴィランの様な、テロ行為に賛同している訳ではありませんが、彼らの行動は、それぞれ自分の正しいと思う心に影響された行為なのです。
現実世界の争い事も、同じ様な歴史があるでしょう。
※善悪は、争いに勝った側の都合の言い様に伝えられれば、勝った方が善となります。
だから、心の善悪とは、自分で学び自分で信じる物が、正しい心となります。
自分だけの、正しい心!
心の善悪は、自分で決める物!
※多数の意見に流されず、本質を見極めよう。
自分が正しいと思えば、正しいのです。
※自分を信じよう。
自分の心に疑問をもった時は、よく考えましょう。
※今の自分は、正しいのか?
自分が信じられる考えに、少しずつ修正していけばいいのです。
※思う事で心は変化します。
なりたい自分を、思い描こう!
※目標にする人、考えを創造しよう。
いつか自分も、だれかのヒーローになれるかもしれません。