やっぱり、ナゴヤ?ふくおか? | Diary of For Tomorrow.

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このブログ記事の内容は株式会社夢ヶ丘研究所から発信される数ある見解の中の1つです。

先日『中日鉄道』が、「リニア中央新幹線」の大阪駅を新大阪駅にすると
発表しましたが、これで伊丹空港の廃港が遅れないか心配しています。
まず、約15年後にとりあえず開業するのが名古屋駅までです。
今日は西日本第2・3の都市圏「ナゴヤ」と「ふくおか」をおハナシします。
※東京以北最大の都市「サッポロ」のハナシをしなくてごめんなさい!

nagoyajo

まず、名古屋について赤帯の電車が南へ!(3月27日)でも取り上げた
市営地下鉄6号桜通線が、緑区の徳重駅まで延伸開業してはや2ヶ月。
開業する前までの終点・野並駅の周辺道路の渋滞が大幅に解消され、
ひいては「クルマ依存都市・名古屋」からの脱却が期待されます。

桜通線でつながる名古屋駅周辺の開発が一段落し、これから先は
第2駅ビルの建設と「ささしま地区(旧・貨物駅)」の再開発による
(日テレ・Yテレ系列局)中京テレビの本社移転など目白押しですが、
名駅近辺の地盤は、栄や名古屋城近辺と比べるとあまり良くないので
後述の東海地震の発生時に、ビルは倒れないが液状化の恐れがあります。

一方で「浜岡原発の停止命令」により、豊田自動社をはじめ主要企業の
生産活動が停滞することによって経済的には悪い影響を与えかねません。

ちゅーぶ電力が「向こう30年のうちに起こる可能性がある」と言われている
東海地震への対応が不十分であることが原発を止めた理由でありますが、
万が一、東海地震が引き金となって東南海・南海そして日向灘沖で起こる
「3・4連動」となった場合、大阪も甚大な被害が出ることは確実です。

どんなに科学技術が進歩したとしても、残念ながら「地震予知」を確実に
することは出来ず「緊急地震速報」はあくまで減災するためのものです。

また11年前の「9・11」にいわゆる東海豪雨が起こり、名古屋の町に
いつ想定外の災害が起こってもおかしくない状況になっています。

政治の面では、河村たかし市長(@kawamura758)と大村秀章・愛知県知事
(@ohmura_hideaki)が「中京都構想」を共同で立ち上げてますが、
地方自治法の大幅な改正が必要ですので、実現にはまだ道険わしです。

「中京都構想」も必要かもしれませんが、まずはさらなる防災対策の
強化することが、都市力を上げることを河村・大村両氏に申し上げます。

まあ、竜軍(@dragonsofficial)は「内弁慶(※ホーム勝率が断突に高い。)」
でどこが相手になってもナゴヤドームで大暴れすればいいのです。

momochihama

反対に大阪以西最大かつ「アジア」に開かれた九州の中心都市・福岡。

かつては単身赴任で転勤に来た人を「博チョン族」と言われましたが、
先月5日の現代ビジネス(@gendai_biz)の記事「英誌で世界14位・
転勤族が福岡を選ぶ理由
」→ http://t.co/7WaEM5p にも
あるように、今「ふくおか」が世界的にも脚光を浴びています。

また、九州新幹線全線開業によって都市の求心力も高まっています。

福岡を代表する企業と言うとニシテツやダイショーなどが有名ですが、
私のついログで「ログとも」になっている、ディグナ(@dig_na)代表の
あの梅崎健理さん(@umeken)も福岡を代表する方(企業)です。

鷹軍(@hawks_official)は強いのですが、クライマックスシリーズになると
なぜか弱いと言う、詰めが甘くなることにはタイヘン困っています。

福岡市にも欠点があり、それは「市内に大きな河川がナイ」ことです。
つまり水道事情があまり良くないので、我が国では沖縄(県企業局)に
次いで2ヶ所目の逆浸透式海水淡水化施設・まみずピアが東区にあります。
その海水淡水化した水を私は飲んだことがあるのですが、あっさりしていて
ケッコー美味いのです。(実際は陸水と混ぜて各地へ配水します。)

8年前に博多豪雨・6年前に「西方沖地震」も起こりましたので、
災害対策には抜かりのない町だと私は考えております。

総括しますと、両都市とも東京・大阪より物価が安く・通勤ラッシュ控えめ・
比較的安全な街と、穏やかに動いている都市と言えます。

なお、名古屋・福岡市内およびその近郊に現在お住まいのみなさんからの
忌憚のないコメントもお待ちしております。

最後に私は「大阪を離れるつもりは毛頭ナイ」ことを申し上げておきますが
旅行や出張などで、その町に出掛けることと実際に住むことのギャップは
個人差はありますが大きいものだと実感しています。