$アラサー独身男の湘南ランニング日記

猫と暮らしている人には多いと思うけれど、
猫と長く一緒にいると彼、彼女らの言っていることがわかってくる。
言っていることもわかるし、思っていることもわかる。

心が通じ合うってことだ。
家族とはそういうものだ。

彼の名前はチョチョリという。
僕が子供の頃、釣ってきたザリガニにそうつけたそうだ。
由来はわからない。
ヘリコプターを、何度練習してもヘリポクターとしか言えない子供だった僕だ。
きっと語感の良さだろう。良い、というのは僕の主観だけれど。

彼は雑種の茶虎だ。
まだ赤ちゃんの頃にやってきた。

やんちゃが過ぎて、
つまり咬んだり引っ掻いたりの乱暴を
母猫と兄弟猫たちにしまくって育児放棄にあって、
うちにもらわれてきた。

僕が高校生の頃だ。

やってきてから十年近くなる。
実年齢では僕の歳を追い越している。

十年。ここに一度に書き込めないほどのことがあった。
ともかく一日僕らの生活をふりまわす、迷惑であるが、
とにかくかわいい存在だ。

一言で言ってかわいい。

そう、かわいい。

かわいい。

か、かーあーいーいー!

いやん!!チョチョちゃん!きゃわたん!!!!!!!!!!!!!!!!(崩壊!)

$アラサー独身男の湘南ランニング日記

子供の頃のやんちゃは仕方あるまい。
壁紙、カーテンを破く。
モノを手当り次第に落とす。
要求がある時は噛み付く(飛びついて鋭く尖った牙でガブリやってくるのだ)
そういうのは大人になればなくなると思っていた。

ところが、

なくならない。

なくならなかった。

朝から要求を繰り返す。

ご飯を。
扉のオープンを。
快適な寝床を。
遊びの相手を。

そして誰もいなくなるとずっと寝ている。

理想の生活ではないか。
そんな彼の気持ちが、僕にはわかっているのだ。
彼は、大切な友達で、血のつながらない家族だ。


ではちょっと彼に話を聞いてみようかな。

$アラサー独身男の湘南ランニング日記

よう。何の用だよ?寝てたのに。

俺は今日も忙しかったんだよ。

虫とカラスを追っ払ったり狭い路地に異常がないか確認したり、あと、なんだっけな。

とにかく今日も忙しかったんだよ。
なんにもならないランニングヤローのお前と違うんだぜ?

なに?ブログ?一言欲しいって?しょーがねーな。

にゃ、うーん、うにゃ、ナーーーン。

つまり、猫の視線で生きてみたら、結構いろんなことがわかるぞって話。
なにが大事だったか、よく思い出してみろよ。



彼にしてみれば、僕の生活は矛盾と無駄に満ちている。