月に一度ハーフマラソンを走っている。
今月で14ヶ月目。
先週の金曜日に徹夜をしてから風邪を引いてしまって、今週は練習量が足りなくなってしまった。
昨夜もあまり眠れなかった。
でもこれはいつものこと。
ハーフマラソンの前日は、なんとなく気持ちが疼くのか、何度も目を覚ます。
それでもきちんと起き出して、
支度をして筋トレしてストレッチをして走りはじめた。
走り出してわりとすぐに違いに気がついた。
いつもよりもずっと上半身が沈み込むような感触。
脚が上半身を支えきれていない。
ヤバイなー、と思いながらも走り続けた。
7キロを過ぎて汗だく。それはいい。脚に疲れが溜まりはじめるのが早すぎる。
14キロ。
ふとフォームが崩れ出しているのに気が付いて修正、また崩れまた修正。
18キロ過ぎ。
何度か立ち止まり(普段は終わるまでとまらない)屈伸。
屈伸するたびそのまま走るのやめちゃおうかと思いそうだ。
それからは、というかもっと前からだけど、気力で走る。
誰も僕が走ろうが走るまいが褒めたり責めたりしない。
僕が走り切ることを、というか走ることに期待していない。
僕が走ることに期待しているのは僕だけだ。
気持ちがフラットになっていく。
いつものようにフラットになった心はカラカラに乾いたスポンジに似てて、聴いている音が染み渡って強く作用する。
聴いてたのはシガーロス。
歌詞の意味はわからない。
ただその特別な音が僕の感情を塗り替える。
塗り替えられた感情に映る景色はやけに明るく感じる。見え方は変わらないのに、実際にそう感じる。
走り切ってみれば酷いタイムだった。
呼吸も乱れたし、いつもはある余力も無い。
練習不足。それに尽きる。
ランニングデータ
距離 22.5キロ
消費カロリー 1158キロカロリー
ランニング音楽 シガーロス「インニィ」
