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あぁ~。失敗しちゃった。

そう思いながら走っていた。

仕事の失敗だ。

金曜で気持ちが緩んでいたんだろうか?

それとも、(あまり考えたくはないけど)ランニングの疲れが影響してしまったのだろうか?

社会人たる者、仕事にはベストをつくして当たり前。

頭を下げて、他の部署にもお願いしにいき、もう一回ミスしていないか冷静にじっくりチェックする。

大事にはならなかったけれど、それはあくまで結果だけの話。

最悪のケースになることだって、考えられたのだ。

と、ここまでは愚痴。


時は待ってくれない。

やることはやらねばならない。

やらなければならない事とは、仕事とと、ランニングだ。

もちろんランは仕事のフォローにはならない。

疲れが今回のケアレスミスの原因なら(簡単なチェック漏れだ)不謹慎でさえあるかもしれない。

きっと不謹慎なんだろう。

スイッチで切り替えることのできる心だったらいいよね。

しかしそうじゃない。

切り替えるには、なにか起爆剤が必要になる。

飲みに行ったり、愚痴ったり、アクション映画を借りたり。

僕はランニングだ。

スロウで優しい声の音楽をかけて、時間をかけ、長い距離を走る。
それから、できるだけ客観的に失敗した出来事を見つめた。

もっとうまく仕事できるようになろう、と改めて思えてくる。

休日出勤して、少しでも進めて、月曜日からの仕事をスムーズにスタートさせようか、とかひらめく。

走り終わると朝日がちょうどいい高さに上がって雲を輝かす。

雲が濁って広がった分、朝日の色が雲に広範囲に染み込んでいる。

それを見るとやってやろーじゃないの!
と思えてくるのだ。

◆5/24土曜
距離 : 17キロメートル
ミュージック : エリオット・スミス 「XO」