小川いら/宵山恋歌(白泉社花丸文庫)
純愛:☆☆☆☆
H度:☆
オススメ:☆☆☆☆
登場人物 市原真生(高2道具や長男)高林(青年実業家)
静かなトーンの話です。個人的には好きです。
京都の老舗道具やの養子の真生が、好きな道を進むか、道具やを継ぐか人生の選択をするときに青年実業家の高林に会います。
とても控えめな真生が、高林に惹かれていくところが情緒的でとてもよかったです。
舞台が京都というところもかなりポイントが高い作品でした。
【内容】
京の老舗の道具屋の養子、市原真生は高校2年。
店の跡取り問題で悩みながらも、日本画家になる夢を捨てきれずにいる。
そんなとき、店の上客としてやってきた東京の青年実業家・高林から、京都の案内を頼まれた。
さまざまな名所を一緒に巡るうち、真生は大人の優しさと包容力を持つ高林に惹かれてゆくが…。